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曲がらないドライバーショットの打ち方【動画コラム27回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回は曲がらないドライバーショットの打ち方についてお話します。

配信日時:2017年9月2日 13時00分

どうしてボールが曲がるのかを正しく理解しよう

 こんにちは。
 右手のゴルフの片山晃です。

 今回は、ドライバーを曲げない打ち方をご紹介します。

 多くの方がボールが曲がるメカニズムに関して、誤った認識を持っています。

 正確に言うと、ボールが曲がるメカニズムに関する認識が不足しています。

 まずは、どうしてボールが曲がるのかを正しく理解して下さい。

ヘッド軌道はインサイドアウト軌道が正解だけど……


ドライバーが曲がるメカニズムはヘッド軌道だけではない

 皆さん、ボールが曲がるというと直ぐにスライスをイメージすると思います。

 スライス=アウトサイドイン
 
 このヘッド軌道はよく言われていますし、直ぐに皆さんもイメージすると思います。

 実はこれ、半分しか正解ではありません。確かにヘッド軌道がアウトサイドインになれば、スライスが発生する確率は高くなります。

 しかし、どれだけインサイドアウトの軌道でも、スライスしないケースもあります。

 それが、フェースの向きです。

 ヘッドの軌道とフェースの向きが一致していれば、ボールが曲がる事はありません。すなわち、真っ直ぐにボールを飛ばしたいのであれば、ヘッド軌道はインパクトゾーンでストレート。
 
 さらにフェースはスクエアな状態でインパクトする必要があるという事です。

 アマチュアの皆さんは、これを目指している人が多いのですが、実はこれ危険なんです。

 僅かにでもヘッド軌道がズレたり、フェースの向きが違っていれば、右にも左にもボールは飛び出て、右にも左にも曲がります。自分の意図していないボールが出てしまう確率が高いんです。

 そこで、私は皆さんに軽いドローボールをおすすめしています。軽いドローであれば、多少の誤差が生じてもストレートなボールになるか、ドローの度合いが大きくなるだけです。
意図していない方向に曲がる事はありません。

 軽いドローボールであれば、下の写真の様に、フェースは目標方向に向いている。その上で、ヘッド軌道はインサイドアウト。写真で見るとヘッドが下の方に抜けて行く。

 これでOKです。

 では、どうすればフェースをスクエアな状態でインパクトして、インサイドアウトの軌道でスイング出来るか? そのポイントは入射角にあります。

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