テンフィンガーでもウィークグリップだと意味がない
その間違えた形とは、ウィークグリップです。右手で言うと、右手を上から握ってしまうグリップです。
この形で握ってしまうと、いくらテンフィンガーでも飛ばないスライスボールになってしまいます。
ですから、右手は必ず斜め下から握るストロンググリップにして下さい。当然、左手は上から握る形になります。
この形でグリップして頂くと、本当にあっという間にスライスは治ってしまいます。また、女性や非力なゴルファーであれば、ボールが上がるようになって飛距離も伸びます。
もし、テンフィンガーグリップを続けて頂いて、ボールがフックするようになったり、フックが強くなってしまったら、グリップをオーバーラッピンググリップに戻して頂いて結構です。
テンフィンガーグリップは、右手が非常に使いやすいグリップですので、右手の使い方を覚えた状態であれば、オーバーラッピンググリップでも、十分な飛距離とボールの高さを得られると思います。
片山 晃氏のプロフィール
(アーリーバードゴルフクラブ)
1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。
右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/