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ゴルフグリップ 右手をテンフィンガーグリップにするとスライスが治る【動画コラム25回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はテンフィンガーグリップについてお話します。

配信日時:2017年8月19日 15時00分

両手を絡めずに握るいわゆるベースボールグリップ

 こんにちは。
 右手のゴルフの片山晃です。

 今回は、右手のゴルフを実践して頂いても、どうしてもスライスが治らない。
 
 そういう方に是非試して頂きたいグリップがあります。

 それがテンフィンガーグリップ(ベースボールグリップ)です。両手を絡めずに握るいわゆる、野球でバットを持つ握り方ですよね。


右手でフェースローテーションをしやすくスライスしないグリップ


スイングにおける左手と右手の役割の違いを考える

両手を離すとスムーズにスイングできない(右)

両手を離すとスムーズにスイングできない(右)

 スライスが直らない方、ボールが飛ばない方、ボールが上がらない方におすすめのグリップがテンフィンガーグリップです。

 特に、力がないと思っている人ほど有効なグリップです。

 ゴルフスイングにおいて、右手と左手にはそれぞれの役割があります。

 まず、左手は支点となる、グリップエンドを止める役目があります。それに対して、右手はヘッドを走らせる役目になります。

 この右手の役割を最も効果的に行えるグリップが、テンフィンガーグリップなんです。

 インターロッキンググリップやオーバーラッピンググリップと比較しても、両手に一体感が出ないので、左右の手の役割をしっかりと行うことができるグリップなんです。

 また、右手でフェースローテーションを行いやすいグリップです。

 グリップの形なんですが、左手はいつもと変わらないストロンググリップです。そして、右手はどの指も左手にかからないように握ります。

 ここで、注意して頂きたい点があります。それは、右手と左手に間を作らないことです。

 右手と左手に隙間がができてしまうと、スイングの支点がグリップの間になってしまうからです。これでは、クラブの長さを活かしたスイングができません。


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