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【ジェイソン・デイのドライバースイング】斜めのスイング軸を意識して全番手同じフォームで打つ

全米プロゴルフ選手権が開幕。理論派プロの谷口拓也が世界のトッププロのスイングを分析します。

配信日時:2017年8月13日 01時00分

ヘッドを引きづるように低く長くテークバック

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インパクトゾーンを松山同様に長く低って飛距離アップ

 それを可能としているのは、やはり大きなスイングアークです。ヘッドをドライバーだけでなくアイアンまでも行うことがポイントです。ヘッドを引きづるように低く長くテークバックします。左手の小指をできるだけ遠くに持っていくように彼は低く長くテークバックします。そしてダウンスイングで深いタメを作っていません。やや緩やかなヘッド軌道を作ることで、インパクトゾーンを松山プロ同様に長く低く作って、方向性と飛距離を両立させているのです。これはアイアンでも同じ低く長く振りぬいてライン出しを可能としています。低スピン・高弾道で飛ばせるまさしく現代のパワーゴルフに適応したスイングといえます。

ジェイソン・デイプロフィール

プロになってからはたびたびビッグタイトルで優勝争いを演じ2015年の「全米プロゴルフ選手権」で悲願のメジャー初制覇を達成。世界ランク1位の座にも就いた。ジョーダン・スピース、ローリー・マキロイと共に新ビッグ3と呼ばれる。圧倒的な飛距離を武器に2014-2015年シーズンは5勝を挙げるなど活躍し、世界ランク1位の座にも就いた。

【解説】谷口拓也氏プロフィール

東北福祉大出身で2002年にプロ転向しており、「アイフルカップゴルフトーナメント」や「サン・クロレラクラシック」などツアー通算2勝を誇るショットメーカー。理論派プロとしても通っており、様々なメディアでも活躍中。ギアオタクでもあり、常に最新のギアの試打に余念がない。

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