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100均ゴムボールで「手打ち」を卒業!ゴルフで最も大事な「同調スイング」の身につけ方

YouTubeのチャンネル登録多数の教える達人、長岡良実プロ。師匠は「我孫子一門」を育てたことで知られる(故)林 由郎プロで、習志野CCで腕を磨いたプロゴルファーだ。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさに定評がある長岡プロのゴルフ知識が凄い!

配信日時:2017年7月20日 12時13分

「肩が回らず腕で振り回す人は、100円ショップでゴムボールを買えばけっこう何とかなります」by長岡良実プロ


【編集部リコメンド】

・すぐに試せる度 ★★★
・誰でも試せる度 ★★★★★
・ミス改善度   ★★★★★

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こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。

今回は、手打ちを直すことがテーマです。ついついやってしまう手打ち。腕と体の動きを一体化させるためにできる簡単な練習方法です。ゴルフの練習器具としてはポピュラーなボールを使って説明していますが、最後の方で登場する意外なものにも注目です!

ゴムボールを使って、両ヒジの間隔をキープ。これで腕と体の同調スイングが完成する!

手打ちの人は左右のヒジが体から外れてしまう。すると、ボールを落とさずに振れない……

手打ちの人は左右のヒジが体から外れてしまう。すると、ボールを落とさずに振れない……

アプローチだけじゃなく、フルショットで体が回らずに手だけで打つ人をよく見かけます。いわゆる「手打ち」で、これを直すためのドリルは、100円ショップなどで買えるゴムボールを利用するといいでしょう。

このボールを両腕、ヒジより少し下辺りに挟みます。そして、これを落とさないようにスイングしていくといいでしょう。長いクラブのフルショットになると、ボールを落としやすいので、まずは短いクラブのアプローチから始めるのがオススメです。

例えば、バックスイングもフォローも地面とシャフトが平行の位置。この振り幅でまずボールを落とさず振れるように練習してみてください。例えば、後方から見た時に、右ヒジをすぐにたたみながらバックスイングすると、すぐにボールが落ちてしまいます。フォロー側でも同じで、左ヒジを曲げて体の前から外れてしまうと、ボールはすぐ落ちます。

こうならないように、腕の三角形をキープして両腕の間隔を変えないまま、両ヒジを締めて胸を右に回して、体の回転と腕を同調させるようにすると、ボールを落とさずに振る感覚が身につくと思います。

ストラップ付きボールや、ザ・ゴルフスイング・シャツでも腕と体の同調スイングが!

長岡プロがアメリカから購入した、『ザ・ゴルフスイング・シャツ』。これを着ると同様の効果があるらしい

長岡プロがアメリカから購入した、『ザ・ゴルフスイング・シャツ』。これを着ると同様の効果があるらしい

慣れてきたら、フルショットに移行していきましょう。バックスイングで右ヒジが体の前から外れずにボールを落とさずに振れるようになれば最高です。また、ボールが練習場で落ちて転がっていってしまうのが不安な人は、ボールにストラップが付いて落ちないような練習器具がありますので、こちらを試してみてください。

また、ボールじゃなくて、最近ボクがハマっている同様の効果を持つアイテムを紹介しましょう。『ザ・ゴルフスイング・シャツ』というものをアメリカから取り寄せたのですが、これを着て練習しています。シャツの胴体に穴が空いていて、そこに腕を通すと胸の前から腕が外れないようになっているスグレモノです。こういうものを着てボクも体と腕の同調をできるよう練習しています。

【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている

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