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ゴルフ 正しいトップオブスイングとは?【動画コラム19回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はトップオブスイングの正しい形についてお話します。

配信日時:2017年7月8日 18時21分

手の平側に曲がるとダウンスイングで左脇が開いてしまう

トップは高い位置に持て行くようにすること

トップは高い位置に持て行くようにすること

 正しいトップオブスイングでは、右脇を開けて右肘の角度が90度になるようにします。こうすると、手の位置は右肩と右耳の間に収まります。これが正しいトップオブスイングの位置になります。

 この時、大切なポイントはあります。それは、左手首の角度です。

 トップオブスイングで左手首が甲側に曲がっていなければなりません。

 トップオブスイングで左手首が真っ直ぐに伸びていたり、逆に手の平側に曲がって曲がってしまっていると、ダウンスイングで左脇が開いてしまうスイングになってしまいます。

 正しいトップオブスイングは、右脇を開けて、右肘の角度は90度。そして、左手首は甲側に曲がった形になります。

オーバースイングはOK レイドオフはNG

レイドオフの形はスライスする要因に

レイドオフの形はスライスする要因に

 トップオブスイングでよく言われる「レイドオフ」ですが、これは右手のゴルフでは、やってはいけないトップオブスイングの形です。

 レイドオフの形では、左手首が真っ直ぐに伸びてしまいます。また、手の位置が体から離れて右に外れてしまいます。右肘も少し曲がりすぎてしまいます。

 こうなってしまうと、ダウンスイングで色々なミスショットが出やすくなってしまいます。

 そして、レイドオフのトップオブスイングからのダウンスイングは、体への負担が大きなスイングになってしまいますので、シニアゴルファーや女性には向かないトップオブスイングの形です。

 逆に、世間では良くないと言われている、オーバースイングやシャフトクロスは全く問題ありません。

 オーバースイングやシャフトクロスなどは、手首の関節が柔らかい方に多いのですが、体の動きとしては全く問題ありません。関節の可動範囲が大きい為に、オーバースイングやシャフトクロスになるだけなので、逆に体への負担が少ないスイングになっているんです。

 ですから、力の強くない女子プロゴルファーなどに多く見られるスイングなんです。

片山 晃のプロフィール

片山 晃
(アーリーバードゴルフクラブ)

1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。

右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/

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