ALBA Net  ゴルフ
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実はショットで一番難しい「残り50ヤード」。2つの振り幅を覚えると超便利!

YouTubeレッスンの革命児、坂本龍馬ならぬ、坂本龍楠(りゅうなん)プロ。PGAティーチングプロで、新宿御苑ゴルフスタジオを主宰するイケメンは、底知れぬゴルフ知識でゴルファーのスイングの悩みを解決します!

配信日時:2017年7月9日 06時00分


【パケ代が気になる人、時間がない人へ超まとめ】

・50ヤードで刈り込まれたフェアウェイから打つ
・実はこの距離は一番中途半端で難易度が高い
           ↓
・だから、2種類の振り幅を使い分けて対応する
【1】アプローチの延長でヘッドが「胸から胸」で
【2】ショットの延長で短く持ち腕が「肩から肩」

皆さん、こんにちは。PGAティーチングプロの坂本龍楠です。YouTubeのチャンネル登録者数が、おかげ様でゴルフレッスンチャンネルで日本一となりました。YouTubeの動画やブログでいろんなアドバイスをさせていただいて来ましたが、この春から『新宿御苑ゴルフスタジオ』にて、直接お会いしてレッスンさせて頂いております。

今回は「50ヤードのアプローチ」についてお話しします。例えば、このように薄く刈り込まれたフェアウェイからの状況での50ヤードです。う〜ん、これは実はゴルフのショットの中でも一番難易度の高いアプローチだと思います。というのも、50ヤードというのは本当に中途半端な距離で、しかも刈り込まれたフェアウェイはインパクトがシビアなのです。

【50ヤード対策その1】手首を使わず「胸から胸の振り幅」で体の回転を使うアプローチの延長

手首を使わないアプローチが得意な人は、ヘッドが「胸から胸」のイメージで振ろう

手首を使わないアプローチが得意な人は、ヘッドが「胸から胸」のイメージで振ろう

そういった中途半端で難易度の高い50ヤードでは、私の場合、2種類の振り幅を用意して対策しています。アプローチの延長線と、ショットの延長線の2種類の考え方で合う方法を選択しているのです。

まずは、ヘッドが胸ぐらいの高さにして、体の回転を中心にして、緩やかな入射角で運ぶように打つ打ち方について説明します。この打ち方のメリットは、アプローチを大きくした延長のイメージで打つため、手首を使わなくなるため、スイング中に緩んだりすることがありません。

ポイントとしては、胸の高さまでヘッドと上げて、左右対称にフォローでも胸の高さまで振ること。そして、手首を使わずに体の回転でスムーズに振ってあげることです。これで50ヤードを飛ばします。

【50ヤード対策その2】「腕が肩から肩の振り幅」で短く持って打つショットの延長

アプローチが苦手でショットが得意な人は、短く持ってフェースを開いて距離を調整しよう

アプローチが苦手でショットが得意な人は、短く持ってフェースを開いて距離を調整しよう

次は、2つめの50ヤードの打ち方として、アイアンショットの延長で打つ方法を紹介します。

アイアンショットと同じイメージなので、腕の高さが肩くらいまで上がります。その腕の高さを左右対称に振っていくイメージです。そして、この振り幅だと、50ヤードより飛んでしまうことになるため、私の場合はフェースを開いたり、短く持ったりすることで飛距離を落とすように調整しています。

短く持っているので、腕を肩から肩の高さまで振っても50ヤードに飛距離を調整することが出来ます。どちらの方法でも構いません。やりやすい自分に合った方法で、的確に50ヤードを打つ方法を探ってみてください。


【坂本龍楠(さかもと・りゅうなん)プロフィール】
1981年、神奈川県出身。PGAティーチングプロ。7年前からYouTubeでゴルフレッスン動画を投稿開始。現在、累計再生回数が5000万回を越えるYouTuberティーチングプロ。体幹軸を中心としたスイングの基本から応用まで幅広く教え、初心者から上級者までファンが多く、DVDや著書も多数

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