ALBA Net  ゴルフ
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ゴルフスイング 手首の使い方で飛距離アップ【動画コラム17回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はゴルフスイングの両手の手首の使い方についてお話します。

配信日時:2017年6月25日 08時21分

右手首は捩じることなく、甲側に曲げて手の平側に曲げる

写真下のように手首をコネたらチーピンに。写真上のような状態が正解

写真下のように手首をコネたらチーピンに。写真上のような状態が正解

 手首をコネてしまうと、低いダックフック、いわゆるチーピンですね。こういうボールしか打てなくなってしまいます。

 実際にクラブのフェースローテーションしてしまって、フォロースルーの時にはフェイスが地面を向いてしまいます。この打ち方はチーピンが出るばかりでなく肩・肘・手首に、とても負担の大きなスイングになってしまいます。

 手首は捩じることなく、甲側に曲げて、手の平側に曲げる。
この動きが正解なんです。

 丸いドアノブを捻る様な、手首の動きは間違いです。

 この動作の確認は練習場でなくても、ご自宅でも出来ます。クラブを握る必要がないので、どんな場所でも出来ます。

 位の大きさで、この親指を立てた状態をキープする動作を試してみて下さい。

サンドウェッジをロブショットを打つと飛距離が伸びる

ティアップしたボールをフェースを開いてロブショットを打つ

ティアップしたボールをフェースを開いてロブショットを打つ

 実際にクラブを使った、手首の正しい使い方を習得できる練習方法を紹介します。まず、使用するクラブはサンドウェッジです。

 飛距離を伸ばす為の手首の使い方なんですが、使用するクラブはサンドウエッジです。これには理由があります。

 サンドウェッジはクラブの中で、最もヘッドが重いクラブです。このヘッドの重みを利用した練習方法です。

 それは、サンドウェッジをロブショットを打つ練習です。私がいつも言っている事なんですが、バンカーショットとロブショットが上手い人は、ドライバーが飛ぶんです。

 その理由は、手首を柔らかく使えているからです。手首を正しく柔らかく使う為には、ロブショットの練習が最適です。

 まず、ボールをティーアップします。大体、3ミリ〜5ミリくらいです。

 この時、必ずティショットは5ミリ以下にして下さい。5ミリ以上のティーアップは危険なので、絶対にダメです。

 そして、フェイスを30度くらい開いて構えます。

 あとは、これで普通に打って頂きます。打ったボールがロブショットの様に、高く上がっていれば手首を正しく使えている証拠です。

 というのも、手首を正しく使うには、手首が固まっていてはダメなんです。手首を柔らかく使えていないとダメなんですね。そこで、ヘッドの重いサンドウェッジを使って、ロブショットを打つんです。

 この練習で、綺麗なロブショットが打てる様になれば、同じ様にスイングした時、今までよりもドライバーの飛距離は伸びているはずです。

 是非、試してみて下さい。

片山 晃のプロフィール

片山 晃
(アーリーバードゴルフクラブ)

1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。 右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/

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