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【青木瀬令奈先生】肩をタテに回すと3番ウッドで高い球が打てる【教えて!女子プロ先生】

「3番ウッドでボールが上がらない原因は、すくい打ちになっているから」というのは青木瀬令奈先生。肩をヨコに回すと、すくい打ちになりやすい。肩をタテに回転させると高い弾道が打てるぞ!

配信日時:2020年2月27日 13時00分

肩をタテに回すことで、ヘッドが低く長く動いてボールが高く上がる
肩をタテに回すことで、ヘッドが低く長く動いてボールが高く上がる

■長いクラブは肩をタテに回す意識でレベルブローになる

3番ウッドはドライバーの次に長いクラブなので、肩をヨコに回す動きになりやすいんです。そこに「ボールを上げたい」という意識が加わると、余計に下からすくおうとする動きが出て、ボールの芯とヘッドの芯を当てるのが難しくなります。だから球が上がらない。3番ウッドのような長いクラブでは、肩をタテに回すくらいの意識で、ちょうどレベルブローになり、ミートしやすくなるのです。

■肩をヨコに回そうとすると逆体重になって軸がブレやすい

肩をヨコに回そうとすると、トップでは左足体重、インパクトでは右足体重になり、スイング軸がブレてしまう

肩をヨコに回そうとすると、トップでは左足体重、インパクトでは右足体重になり、スイング軸がブレてしまう

インパクトのイメージは払い打ちです。だからといって肩をヨコに回転させると、トップで左足、インパクトで右足に体重が乗るリバースピボットになる危険があります。結果、ヘッドが下から入ってアッパーブローになってしまう。しかもスイング軸がブレるので、地面にあるボールを芯でとらえるのが難しいのです。

■空手の“瓦割り”のイメージで肩をタテ回転させる

空手の“瓦割り”のイメージでバックスイングでは右拳を引き、インパクトで右拳を出すと、肩はタテ回転する

空手の“瓦割り”のイメージでバックスイングでは右拳を引き、インパクトで右拳を出すと、肩はタテ回転する

肩をタテに回転させるイメージは空手の“瓦割り”。バックスイングは右手を引きながら左手をボール方向に出します。このとき、右股関節の上にしっかり体重を乗せることがポイントです。ダウンスイングでは、反対に右手をボール方向に出しながら、左手を後方に引いていきます。体重は左股関節の上です。このイメージで肩をタテに回すことができます。ボールに対してきれいにヘッドが入って高い球が打てますよ。

(この記事は2019年9月26日発売のALBA781号に掲載されました)

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