星野陸也のドライバー連続写真(正面)
星野陸也のドライバー連続写真(後方)
上下の連動性により、飛んで、曲がらない!
その飛距離が出せるのは、トップで完全に右肩が見えて、90度以上も上半身が大捻転できるからです。
これはローリー・マキロイなど、世界の飛ばし屋の共通点になっている動き。それだけ捻転しながら、ダウンスイングでは下半身が流れずに、インパクトできています。
インパクトで右足が伸びていて、右足の内側に“ハリ”があるのが素晴らしい! ここで右足を踏ん張っているから、下半身が流れないのです。右足を踏ん張ることで、頭の位置も右サイドに残るので、ビハインド・ザ・ボールの姿勢でヘッドスピードを上げることができます。もし、ここで下半身が左に流れてしまうと、上半身の捻転パワーも十分に生かせません。
ダウンスイングのときには大捻転した上半身を戻すタイミングで、腰から下はジャンプするように伸ばしている。この上下の連動した動きによって爆発的な飛距離を生んでいます。
これがジャスティン・トーマスなど、米国ツアーで世界の最先端とされるスイング。星野陸也もインタビューしたときに、「僕は曲がらないのがセールスポイントです」と語っていました。それを可能にしているのが上半身の捻転と、下半身のネバりによる連動性なのです」