下半身の無駄な動きは一切なし!ウィーク+シャット打法で体の回転を生かす
テークバックでフェースを開かず、手首を柔らかく使うことでフェースが真上を向くシャットフェースに。トップでのシャットフェースはダスティン・ジョンソンとも共通。
【SCOPE!】ダウンの途中でフェースがスクエアに
右肩を前に出さず、右ヒジの締まった体勢になっているので、トップでのフェース面をキープしたままクラブが下りてくる。インパクトのかなり前からフェースはスクエアに。
【SCOPE!】フィニッシュまで前傾姿勢が崩れない
インパクトの瞬間にはハンドファーストで打っているので、手首は全く返していない。また右腰の開きを抑えることでインパクト以降でも前傾姿勢をキープできている
右肩と腕を一体化してボールに圧をかける
しかし、ラームは新しい組み合わせで、ウィークグリップなのにシャットフェース。これは手首の柔らかさと腕のしなやかさがあるからできるのです。
このシャットフェースの利点は、ダウンスイング以降で、フェースローテーションを減らしてスイングできることです。ラームもダウンスイングではフェース面が変わらずにインパクトのかなり前のタイミングでフェースが目標にスクエアな状態になっています。
フェース開閉が少ないので、ハーフダウンで右ヒジを体にくっつけたような姿勢を作ったら、あとは右肩と腕を一体化させて、体全体のパワーでボールを打つ。これが“飛んで、曲がらない”スイングの秘密です」
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