ダスティン・ジョンソンと松山英樹を融合したスイング
このシャット使いは世界ランク1位のダスティンも同じですが、2人はグリップが真逆。この握りは松山英樹に近い。だからラームは、飛ぶ選手と曲がらない選手を融合させた新世代のスイングだと思います」
ツアープロでもトップでは手首が頭の上に出る選手がほとんどだが、ラームは手首が頭とほぼ同じ高さまでしかトップで上げない。コンパクトトップでもヘッドスピードは52m/sとトップクラス。インパクトでは頭が右に残ることでアッパー軌道に。
ダスティンとラームのグリップは真逆。ラームは方向性も重視して、グリップのロゴが目標を向くウィークグリップ。腕の長いダスティンはフックに握ることで、左ワキが締まったアドレスにしている。