ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

朝からナイスショットで飛ばすには? 「伸ばす・倒す・回す」ストレッチで肩周りの筋肉をほぐそう!

朝から“振れる”体を作ることが飛距離アップにもつながる。そこで、プロの指導歴が長い菅原賢トレーナーに、肩甲骨周りをほぐすのに効果的なストレッチを聞いた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月25日 09時30分

スタート前に行うといい血流が上がる『動的ストレッチ』。肩甲骨周りの筋肉をほぐしながら“振れる”体を作ろう
スタート前に行うといい血流が上がる『動的ストレッチ』。肩甲骨周りの筋肉をほぐしながら“振れる”体を作ろう (撮影:高橋淳司)

ラウンド前に準備運動を行うゴルファーは多いと思いますが、それが『静的ストレッチ』ではあまり意味がありません。朝イチに行うべきは、血流を良くして筋肉の温度を上げる『動的ストレッチ』。筋肉をほぐしながら“振れる”体を作れ、ケガの予防にもつながります。

【写真】腕が耳ヨコまで上がらない人は要注意! ストレッチをする前に肩甲骨周りのカチカチ度を診断

では実際にどんな『動的ストレッチ』を行ったらいいか。肩周りの筋肉が硬い人には特に実践してほしいストレッチを紹介します。クラブを使って上体を伸ばしたり倒したり回すことで、スムーズなスイングが可能になり、朝イチからナイスショット連発です。

■ストレッチ1
クラブを持って上体を上に伸ばす

片足を前に出したら両手を下げてクラブを持ち、真上に上げます。胸、背中が伸びる感覚があればOKで、これを上下3回行ってください。胸が伸び縮みしやすくなり、スイング中の前傾キープに役立ちます。

片足を前に出し、両手を下げてクラブを持ち、真上に上げる。胸、背中が伸びる感覚があればOK

片足を前に出し、両手を下げてクラブを持ち、真上に上げる。胸、背中が伸びる感覚があればOK (撮影:高橋淳司)

■ストレッチ2
両足を交差して上体を左右に倒す

右足を左前に出した状態から、両腕を上げて上体を右に倒します。次はその逆。両ワキの筋肉を伸ばすメニューです。両ワキを縮める動きにもつながり、伸び上がりを防げます。左右2回ずつ行いましょう。

足をクロスして立ち、両腕を上げて上体を右に倒す。反対にも倒して両ワキの筋肉を伸ばす

足をクロスして立ち、両腕を上げて上体を右に倒す。反対にも倒して両ワキの筋肉を伸ばす (撮影:高橋淳司)

■ストレッチ3
クラブを胸の前に持って上体を回す

両足を広げたままクラブを胸の前に持ってきてスイングのように上体を回します。左右3回ずつ行ってください。腰部分やお腹周りの筋肉が伸びるので、軸を保つことができ、スエーのミスを減らせます。

両足を広げてクラブを胸の前に持ち、スイングのように上体を回す。これを左右3回ずつ行う

両足を広げてクラブを胸の前に持ち、スイングのように上体を回す。これを左右3回ずつ行う (撮影:高橋淳司)

解説/菅原 賢
すがわら・けん/1975年生まれ。2002年からJGTO帯同トレーナーとして、多くの男子プロを担当。その後はトップ女子プロもサポート。東京都の「トータルゴルフフィットネス」を主宰。

◇ ◇ ◇

1位~10位にランクインしたのは?→関連記事【一緒にお酒を飲みたい女子プロランキング! 小祝さくらに渋野日向子……盛り上げ上手は誰だ?】

川﨑春花のダフリ防止レッスン 「ダウンで真下に沈み込み〜、左ヒザを伸ばしてジャンプ!」

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト