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やっぱり来た! タイトリストの新作『GT3』『GT2』が1・2位を独占【ドライバー売り上げランキング】

8月19日~8月25日に売れたクラブ・ボールはこれ!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年8月31日 19時48分

ドライバー売り上げランキングで1位・2位にランクインした『GT』ドライバー
ドライバー売り上げランキングで1位・2位にランクインした『GT』ドライバー (撮影:藤井孝太郎)

発売前から話題になっていた『タイトリストGTシリーズ』が前評判通り、発売初週から1・2位を獲得。意外だったのは寛容性が高い『GT2』が2位で、操作性が高い『GT3』が1位だったこと。店舗でのお客さんのリアルな反応について、PGAツアースーパーストア大宮店の門村勇治さんに話を聞いた。

ボールを置いて『GT2』『GT3』『GT4』の顔を並べてみると、けっこう印象が違っていた【写真】

「2年前に発売された前作よりも今年の方が試打をする人が多くて、勢いを感じます。タイトリストは形状、打感、安定感が評価されてきたメーカーですが、新作は店頭で試打をした人たちが飛距離とボールスピードに驚いています。飛距離性能が上がったことを気に入って購入するゴルファーが多いです」
 
どんなゴルファーが購入されているのか?

「他の大手メーカーと比較しても、タイトリストは歴代のタイトリストを使っていた固定ファンが購入する割合が高いです。ドライバーでは一世代前の『TSRシリーズ』や、2世代前の『TSi』から乗り換えるパターンが目立ちます。歴代モデルと比べても反発性能が高くなっているので、計測器でも明らかにボールスピードが速くなっています」
 
日本のツアープロもテスト段階からボールスピードの高さを絶賛していた。今年2月に行われたアジアンツアー「ニュージーランドオープン」で優勝し、日本ツアーでも5月の「関西オープン」で初優勝を遂げた幡地隆寛は『TSR4』から『GT4』にスイッチしている。試打した印象について以下のように語る。
 
「操作性重視でロースピンっていう部分は変わっていません。でも、インパクトでボールがひっつく感じがあるので、さらに操作しやすくなった。そういうクラブは初速が出ないことが多いんですけど、『GT』は前作より初速が出ました」
 
PGAツアーでは2018-19シーズン以降、5年連続でドライバーの年間使用率1位を獲得しているタイトリスト。今年7月の時点ですでに新『GTシリーズ』がモデル別使用率でトップになった。今後はGT旋風でさらにシェアを伸ばしそうだ。
 
【ドライバーランキング トップ3】
1位 タイトリスト GT3
2位 タイトリスト GT2
3位 キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE 340Ti ミニ
※データ提供:矢野経済研究所、8月19日~8月25日のデータ
 
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●松山英樹は、アイアンもバンスがほとんどないモデルを使っているという。関連記事【松山英樹愛用のアイアンは、バンスがほとんどなくて超難しいってホント?】を読むと、その秘密が分かります。

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