開幕まで残り約1カ月。昨年のスタッツとともに、各選手のギア選びのポイントを振り返る。今回は、ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率を掛け合わせた、“飛んで曲がらない”指標であるトータルドライビングで1位になった桑木志帆のドライバーについてレポートする。
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飛んで曲がらない指標であるトータルドライビングで1位に輝いた桑木志帆。シーズン途中から『BX1LS』(9度)に変更。本人にその評価を聞いてみた。
「ハイスピンになりやすいので、浅重心ヘッドを選びました。今はスピン量に悩まなくなりましたね。スピン量は3000を切っています。以前は3000回転を超えていたので……。スピンが減ったのでアゲインストでも飛びますし、曲がりにくいですね。(網目状になっているフェースのトレッドパターンについて)前モデルから付いていましたけど、雨の日でも滑りにくいですし、普段でもボールがしっかりつかまります」
現在の平均飛距離はキャリーで230~240ヤード、トータルで250ヤードほど。この日のトラックマンではキャリー232ヤード、トータル268ヤード、HS41.2m/s、スピン量2317回転、ボール初速61.6m/sを記録。低スピンのライナー弾道で飛んでいることがわかる。
打感については「柔らか過ぎず硬過ぎず、ちょうどいい。少しボールがフェースにくっついてからパンと弾く感触が気に入っています」と話す。
さらに桑木が最も評価するのが、顔の安心感と座りの良さだ。
「外ブラのモデルだと座りが悪くて、ちょっと難しそうに見えるんです。座りが悪いとフェースが開いたり閉じたりして、真っすぐ向けない。安心感が持てないんです。その点、BSのヘッドはポンと置くだけで自然と真っすぐ向くので安心できますね」
今年の桑木のプレーを支えたベストパートナー。開幕もその安定したプレーに期待したい。
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