同じ『7番』だとしても、構造やロフト角で弾道が大きく変わるアイアン。各社の協力を得て、精密機械によるロボット試打で最新7番アイアン32モデルの飛距離やスピン量を完全計測。今回はロフト別のスピン量ランキングを紹介する。
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アイアンは球を高く上げて止めたいと思う一方で、飛距離が落ちてきたという理由でロフトの立ったモデルに替える人も多い。ロフトが立てば距離は出るものの、スピンが入らずにグリーンに止められないと懸念するだろうが、最新の“飛び系”モデルは、重心設計や構造の工夫でかつてよりもスピン量が入るモデルが増えている。
そこでALBA Netでは、14メーカーの協力を得て、最新32モデルの7番アイアンを使って精密機械によるロボット試打を実施。今回は計測データより、ロフト角27~28.5度の“飛び系”10モデルの中で、スピン量が入るアイアントップ3を発表する。
プロゴルファーの海老原秀聡は「スピン量が5,000rpm入っていれば、一般営業のグリーンでもしっかり止まる」と話すが、今回ランクインした3モデルは、ロフト角28度ながらもどれも5,000rpmを超えてきている。飛距離に悩みが出てきたなら、一度試す価値があるだろう。
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【第3位 キャロウェイ『クアンタム MAX FAST』(28度)】
スピン量:5,104rpm
総飛距離:160.80ヤード
ソールからバックフェース付近までを覆ったフェースカップ構造にしたことで、フェース下部のギア効果が向上。アマチュアに多い下めヒットでもスピン量が入りやすくなっている。
【第2位 オノフ『AKA』(28度)】
スピン量:5,113rpm
総飛距離:161.63ヤード
新素材「4740PLUS」を採用したことで反発性能が高いモデル。タングステンウェイトをトゥ側のソールに配置して低・深重心を実現しているため、スピンが入って球も上がりやすい。
【第1位 ダンロップ『ゼクシオ14』(28度)】
スピン量:5,602rpm
総飛距離:157.07ヤード
ヘッドの構造やフェース素材の工夫によって余剰重量を創出。ヘッドの下部にタングステンニッケルウェイトを配置することで、低重心化。スピン量の高さにつながっている。
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なお、テストはゴルフクラブ試打マシーン・ミヤマエ『ロボ3』を持つ、プロギアのR&Dセンターで実施。計測機は『REDEYES』を使用。一般的な下記条件で測定した。
■テスト条件■
●出力設定(振りスピード)
RSドライバー(Diamana S:2022年)でヘッドスピード42m/sとなるようロボットの出力を統一。
→一般的な成人男性ゴルファーを想定。
●軌道設定
PRGR02アイアン(2023年)の7番アイアンで以下となるように設定。
ヘッド軌道:-4度(ダウンブロー)
打ち出し角:19度
バックスピン量:5300rpm前後
サイドスピン量:±100以下
→ 現実的な“ナイスショットの基準値”に合わせて調整。
●使用ボール
タイトリスト『Pro V1』
→24度の保温器で管理し、外気温の影響を排除。
●打点位置
フェース面垂直高さ17mm、スコアラインセンターに打点設定。左右打ち出し0度になるよう微調整。
→「真芯のショット」を統一して比較できるよう設定。
●計測器
PRGR REDEYES
高速度カメラによるインパクト解析+弾道シミュレーション。
→ 打ち出し直後のスピード、スピン等細部まで精密に取得。
試打した32モデルの中で、26度~28度の“飛び系”アイアンは以下の10モデル
オノフ『AKA』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)
キャロウェイ『QUANTUM MAX FAST』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)
ダンロップ『XXIO14』28度/N.S.PRO 850GH neo DST(S)
ダンロップ『XXIO14+』28.5度/N.S.PRO 950GH neo DST(S)
ダンロップ『スリクソン ZXiR』28.5度/N.S.PRO 950GH neo(S)
テーラーメイド『Qi MAX』28度/N.S.PRO 910GH(S)(S)
ピン『G740』28度/AWT 3.0 LITE(S)
PXG『0311 XP GEN8』27度/N.S.PRO MODUS³ TOUR105(S)
本間ゴルフ『TW777 PCB MAX』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)
ミズノ『JPX S40』28度/N.S.PRO 950GH neo(S)
