手嶋＆武藤が使う、ミズノプロの“謎プロト”を激写！今後、契約フリーが飛びつく？

「ミズノオープン」は、当然ながらミズノ一色。去年に引き続き、謎プロトがまたもや登場しており、契約プロは既に投入済み。最近増える契約フリー組もコレになる！？

配信日時：2018年5月24日 11時05分

ギア

手嶋多一、武藤俊憲が愛用するミズノプロの“謎プロト”。鉛でモデル名が隠されてます…（撮影・岩本芳弘）

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世界の契約フリーがミズノを選びすぎ！

契約フリーのブルックス・ケプカは『JPX900ツアー』（左）、同じく時松隆光は『MP-66』ですが直近で『ミズノプロ518』をテスト中…

筆者　「今日開幕のミズノオープンで、新モデルと思しき謎のアイアンを激写しました。既に武藤俊憲、手嶋多一が投入済みで、現時点では情報未公開の【謎のプロトタイプ】ということです」

PCM筒康博（以下、筒）　「先週、契約フリーの時松隆光プロが『MP-66』で勝利して、早速テストしていたっていうのはそのモデルですか？」

筆者　「いえ、そちらは現行の『ミズノプロ518』ですね。『518』は契約フリーの申ジエが愛用していますし、時松隆光ももしかすると移行するかもしれません。しかし、最近ミズノのアイアンは国内男女ツアーだけじゃなく、海外でもブルックス・ケプカやポール・ケーシー他、世界の契約フリーから選ばれまくってますよね。

⇒ケプカ＆申ジエの優勝から、海外のクラブ契約フリー選手が好むアイアンを考える

今季から契約フリーになった平本穏も【プロアマでお客さんのクラブを打たせてもらってめっちゃ良かったからドライバーとアイアンセットをお願いしました】って、ミズラーに変身してましたよ…。時松隆光は去年、手嶋多一から勧められたんですが、平本はアマに学んだと…」

PCM編集長（以下、P編）　「まぁ、別に驚きはないね。だって、好きに選べるならアイアンはミズノを選ぶのが普通だもん。それより、謎モデルはどんな特徴なの？まさか、『ミズノプロ118、518、918』の後継なんてことないだろう？去年出たばっかりだし…」

筆者　「それはそのはずですよ。だって、これだけ今も『ミズノプロ518』は引き合いの強いモデルですからね。ちょっと、テストしていた小鯛竜也ふくめ、プロたちが何と言っているのか、紹介しますね」

手嶋多一「118よりひと回り大きい」、武藤俊憲「まず、やさしい」

契約フリーを次々口説く営業マン・手嶋多一（撮影・今井暖）

手嶋多一　「モデル名はボクのものには入ってないし、まだ言えないです。確かに去年のカシオから使ってますよ。（4I〜PW）『ミズノプロ118』と比べて、変更の決め手は全体的なやさしさですね。

もともとブレードよりも、ちょいキャビティの方が好き。『118』よりも、ひと回り大きいけど、形状的（顔つき）に変わらないから違和感もないですし。もちろん、抜けも打感もいい。『118』よりも球は上がりやすいよ」

⇒宣伝部長、手嶋多一が契約フリーの時松隆光を口説く！？

ツアーきってのショットメーカーの武藤。その彼が何故やさしいアイアンなの！？（撮影・今井暖）

武藤俊憲　「先週の関西オープンからコレを投入しました。先週までは『ミズノプロ518』を使っていました。新モデルは、まず、やさしいということに尽きます。アマチュアの皆さん、ミズノのアイアンは難しいと思うのはもう昔の話ですよ。

ボクにとって『518』はじゃっかん弾道が強いというか、微妙なスピン量レベルでの不満があったんです。でも、これならスピンが入るし、ボールが上がる。抜群の抜けで、スピン量と弾道操作ができる感じですね。やさしい」