今回取り上げるのは、テーラーメイドの『ステルス フェアウェイウッド ＆ プラス フェアウェイウッド』です。2022年2月4日に発売されました。

2022年の春の新製品で、頭一つ抜け出して、大ヒットしているのが『ステルス』シリーズです。赤いカーボンフェースのドライバーは、語り尽くされた感がありますが、フェースが今までと同じ金属製のフェアウェイウッドはどうでしょうか？

テーラーメイドは、フェアウェイウッドでも定評があるメーカーです。『ステルス フェアウェイウッド』と『ステルス プラス フェアウェイウッド』のそれぞれのスプーンを試打してみることにしました。

『ステルス フェアウェイウッド』は、“高弾道でやさしく飛ばす、ステルス フェアウェイウッド登場”というコピーです。

「3Dカーボンクラウン」というテクノロジーで、クラウン部分だけではなく、トウ側のヘッドサイド、ヒール側のヘッドサイドまでクラウンにして、余剰重量を作り、ヘッドを190ccまで大型化しても、低・深重心設計にすることが出来たそうです。

更に「Vスチールソール」を進化させてました。飛距離と直進性能を兼ね備えた高弾道をやさしく打てることを狙っています。

『ステルス プラス フェアウェイウッド』のコピーは、“強弾道で飛ばす、ステルス プラス フェアウェイウッド登場”です。

ヘッド体積は、175ccです。締まったヘッドです。特筆すべきなのは、ボディーがチタンだということです。

「カーボンクラウン」などのテクノロジーは、洗練されています。面白いのは、「Vスチールソール」形状になっている「3Dソールウェイト」です。後方のウェイト部分と一体化した金属プレートがソールに埋め込まれるような構造です。シルバーに加工されているので、一段と目立つのです。

過去にテーラーメイドの「Vスチールソール」のフェアウェイウッドを使っていたゴルファーには、たまらないビューです。抜けが良く、打ちやすいイメージが湧きます。

『ステルス フェアウェイウッド』も、『ステルス プラス フェアウェイウッド』も、手にした直感で書くと合格です。共に美しいスプーンで、打つ気持ちが盛り上がります。

試打した日は、快晴で、気温は1度〜20度。微風でした。
使用したボールは『TOUR B X』です。