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アダム・スコットも投入した『917』“カチャカチャ”での弾道調整はもう古い?

text by kazuhiro koyama

配信日時:2016年10月12日 18時00分

奇抜で斬新なアイディアもタイトリストが採用すると“まるで定番”

『917』シリーズの特徴はヘッドの後方部に搭載された『SURE FIT®CGウエイト』

『917』シリーズの特徴はヘッドの後方部に搭載された『SURE FIT®CGウエイト』

 さて、『917』シリーズは前作同様、安心感のあるヘッドサイズの『917D2』と、ひと回り小さく操作性を重視した『917D3』の2種類のドライバーがラインナップされている。

 『917』シリーズの特徴は、ヘッドの後方部に搭載された『SURE FIT®CGウエイト』だ。ウエイトポートに専用のウエイトをセットすることで、弾道調整を行うというものだ。標準では、“ニュートラル”のウエイトと“ドロー・フェード”を変更できるウエイトが付属している。これらのウエイトを付け換えることで、ヘッドの特性が変わり、弾道を変化させることが出来る。

 このウエイトは重さの異なるものが、さらに別売りで販売され、2本セットで5,000円(税別)。すべてのウエイトが揃った10本セットは、ケースが付いて20,000円(税別)とお得になっている。これだけの重量バリエーションがあると、カスタムシャフト使用の場合や、シャフト長との兼ね合いで、ヘッド重量を調節することが可能になる。
『907』シリーズでは当時、流行した異形ドライバーの流れに沿った“三角形のドライバー”(写真左)

『907』シリーズでは当時、流行した異形ドライバーの流れに沿った“三角形のドライバー”(写真左)

 ご存知のように、こうしたスティック状のウエイトを出し入れする機能は、2014年にキャロウェイが『ビッグバーサ アルファ』ドライバーで採用し、2015年には、ナイキが『VAPOR FLEX』で採用している。キャロウェイの場合は、ヘッド中央にウエイトポートが有り、重心を上下に可変するものだった。一方、ナイキはヘッド後方から横にウエイトを挿入するスタイルで、重心を浅めにするか、深めにするかを調整できる機能だった。どちらのドライバーも、先駆者として優れていたと思う。

 他社が行うと奇抜で斬新に見えるようなアイディアも、タイトリストが採用するとまるで定番のように感じるのは不思議な現象だ。コンサバティブな印象が非常に強いタイトリストだが、『907』シリーズでは当時、流行した異形ドライバーの流れで、三角形のドライバーをラインナップするなどしている。“カチャカチャ”の弾道調整機能を採用するのも比較的早かった。

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