ソール選びの悩みから解放される画期的なモデル
スコアアップするためには、アプローチの精度アップは欠かせない。ダフリやトップなどのミスをなくしながら、確実にピン近くにボールを運べるようになれば自ずと大叩きがなくなるからだ。ゴルフクラブアドバイザーの内山和則さんは、ウェッジを見直すことでアプローチが劇的に改善されると話す。
「アプローチを向上させるには、自分のスイングに合ったソールタイプのウェッジを選ぶ必要があります。例えば、ダフリが多いならバンス角が大きめで地面に刺さらず跳ねるタイプのものを選ぶことでミスを減らすことができます。しかし、ウェッジのソールは種類が多く、自分に合ったものがどれか分からないという人も多いでしょう。そこでおすすめしたいのがロイヤルコレクションの『BB』シリーズです。ソールの前方に大きな溝の入った独特な形状がヘッドの入りを適正化してくれて、ダフリとトップというアプローチの2大ミスを同時にカバーすることができます」(内山さん)
『BB』に搭載された“溝”入りのソールは、ボールに対するヘッドの入りを補正する効果がある。まず、ダウンスイングではごく細に仕上げられたエッジが抵抗なく地面に入っていく。その後、溝が“壁”の役割を果たして、ヘッドが深く入り過ぎず、インパクトでは後方のバンスが利いてヘッドがスムーズに抜けていく。どんな打ち方でも適正な入射角でボールを飛ばすことができるのでミスが起きにくいし、距離のコントロールも容易になるのだ。
「独自のソールでミスに強く、46〜60度まで2度刻みにロフトが用意されていることも『BB』シリーズの魅力です。ソールが共通であれば、同じ感覚でアプローチしながらクラブで上げたり、コロがしたりと球筋の打ち分けが可能になります。また、ヘッドタイプもシャープな本格派の『BB』と追加で発売された大きめヘッドでやさしさ重視の『BB+』がラインナップされています。ロフトとヘッドタイプを好みに合わせて変えながら、自分だけのウェッジセッティングを作ることができます」(内山さん)
【モデル解説1】ロイヤルコレクション『BB+ ウェッジ』
ロイヤルコレクションの『BB』シリーズに2つのモデルがラインナップされている。最近、追加された新モデルが大きめヘッドでやさしさを重視した『BB+ ウェッジ』だ。
「ミスに強い“溝”入りのソールを搭載しつつ、ヘッドサイズが大きめで安心感のある顔に仕上げられたモデルです。兄弟モデルの『BB』に比べて、リーディングエッジが真っすぐでターゲットに構えやすくなっています。また、キャビティ構造で重心が高めなので、スピンの利いたアプローチが打ちやすいことも特徴となっています」(内山さん)
【モデル解説2】ロイヤルコレクション『BB ウェッジ』
シャープな本格派のヘッド形状で、操作性の高さも備わっているモデルがロイヤルコレクションの『BB』だ。
「構えてみるとコンパクトな顔でプロモデルのようですが、ソールにしっかり厚みがあり、独自の溝の効果でやさしくアプローチが打てます。フェースに乗るような心地良い打感も特徴的で、コントロール性の高さも備わっています。シャープな見た目にこだわりながらも、ダフリ・トップのミスに強いウェッジを使いたい人にピッタリなモデルです」(内山さん)
話を聞きに行ったのは「Victoria Golf新宿店」
新宿駅徒歩1分の好立地にあり、9フロアに渡ってあらゆるゴルフギアを揃える超大型店舗。クラブ、アクセサリー、アパレルなど、それぞれのギアに精通したスタッフが常駐し、相談しながら購入することができる
【所在地】東京都新宿区新宿4-1-10
【お問い合わせ】03-3352-5281
【営業時間】平日/11:00~20:30 土曜・日曜・祝日/10:00~20:30
撮影/近澤幸司 構成/田辺直喜