アイアン用シャフト『プロジェクトX 95 フライテッド』は、重量帯を100g以下に設定して多くのプレーヤーが使いやすいように設計。従来の「フライテッド」同様、番手別にキックポイントをフローさせたディセンディング・ウェイト構造を採用することでロングアイアンの難しさを改善。また、エネルギー効率を上げるために番手ごとにテーパー角を調整している。
また、グラファイトシャフトの『プロジェクトX PXv ツアー52』はシリーズ史上最も軽い重量帯に設定。従来の製品同様、スピン量を軽減し、ボールの最大到達点を低く抑えることにも成功している。同シリーズが持つコントロール性と安定性をより多くのプレーヤーが体感できるシャフトに仕上がっている。
製品に関する詳細情報は公式HPを参照。
今回、「ジャパンゴルフフェア2013」にて同社社長スコット・ヘネシー氏を取材。以下にインタビュー記事を掲載する。
【インタビュー】
Q.2013年の新製品で日本の市場に向けてお勧めしたい商品は?
日本の市場の重要性は十分に理解していますので、毎年注目してもらえるような製品開発を心がけています。今年お勧めしたいのは『プロジェクトX 95 フライテッド』です。トッププロも使用する「プロジェクトX」の軽量版を日本の市場に向けて発信していきたいと考えています。
Q.製品を開発する上での信念・ポリシーはどんなことでしょうか?
まずはツアープロが満足してくれる製品開発を心がけています。また、ツアープロのようになりたいと考えているプレーヤーや一般的なアマチュアゴルファーの方々に対して、なるべく軽量でやさしい、ゲームを助けられるような製品を開発することが私たちの使命だと思っています。
Q.グラファイトシャフトの日本の市場に向けたプロモーション活動についてお聞かせください。
グラファイトシャフトのカテゴリは米国と欧州においては大きなシェアを獲得することに成功しています。しかし、日本におけるシェアはまだ高いとは言えません。
現在米国ではプロも含めてシャフトの軽量化が大きな流れになっています。トッププロでも50g台のシャフトを使用する選手が増える中で、日本のプレーヤーは重量級のシャフトを好む傾向にあります。軽量シャフトを使用すればヘッドスピードは早くなりますし、全力で振らなくても同じ飛距離を出すことができます。今回発表した『プロジェクトX PXv ツアー52』など、新しい技術を盛り込んだ軽量シャフトを使うことによるメリットを、プロに限らず日本の多くのプレーヤーに体感してほしいと考えています。
日本での販売はまだ未定ですが、米国では5月に史上最軽量39gのシャフトを発売する予定です。