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シニア賞金王4回マークセンのネオマレット型パターのネックが面白過ぎた!

シニアツアーで最多勝利数24を記録しており、賞金王に4回輝いているプラヤド・マークセン(タイ)。彼の使用パターを撮影すると、独特なネック形状をしていることを発見。その詳細をレポートする。

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ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月9日 13時00分

『オデッセイ ホワイトホットOG #7 NANO』を使用するマークセン
『オデッセイ ホワイトホットOG #7 NANO』を使用するマークセン (撮影:田中宏幸)

シニアツアーで最多勝利数24を記録しており、賞金王に4回輝いているプラヤド・マークセン(タイ)。彼の使用パターを撮影すると、独特なネック形状をしていることを発見。その詳細をレポートする。

【写真】ネオマレット型だけど、ネックがこんなに曲がっている? 手のヒラに置くとフェースが斜め上を向く

マークセンが使用するパターは『オデッセイ ホワイトホットOG #7 NANO』である。ネオマレット型でミスヒットに強いタイプだが、フローネックと呼ばれるネック形状に仕上げられている。

「ネオマレット型パターは手元の下に置いてストレートに振るのがセオリーですが、僕はその打ち方だとなぜかダフってしまう。だから、ネックが曲がっているタイプを使っています」

シャフトを手のヒラの上に置いてヘッドの重心角を調べると、フェースが斜め上を向く。ネオマレット型によく見られるフェースバランス型ではないようだ。

「ヘッドを目の下よりも遠くに置いて、真っすぐ振りたいんです。そうするとダフらない。このネックだとそれが打ちやすいんです。(ヘッド軌道はイン・トゥ・インに振るのか?)そうではなく、ストレート軌道に振りたいです」

パターストロークの素振りを見ると、クロスハンドに構えてストレート軌道に振っている。ヘッドを体から遠くに置いて構えると、ライ角が小さくなるため、通常はイン・トゥ・イン軌道に振るのがセオリーとされている。だが、マークセンのストロークはストレート軌道に振っている。まさに理解不能な打ち方だった。

独特なクラブへのこだわりを持つマークセン。だからこそ、彼のクラブを調べるのは面白いといえる。

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