リディア・コ

韓国で生まれ、6歳の時にニュージーランドへ移住。2012年の「ニューサウス・ウェール女子オープン」を14歳9カ月で制し、プロツアー史上最年少優勝（当時）を樹立した。同年の米ツアー「カナディアン女子オープン」ではツアー史上最年少となる15歳4カ月で優勝。翌13年大会も優勝を果たし、ツアー史上初となるアマチュアによる連覇を遂げるなど、様々な金字塔を打ち立ててきた。プロ転向後、ルーキーイヤーの14年にはシーズン3勝を達成。ルーキー・オブ・ザ・イヤーと年間MVPのダブル受賞を果たす。15年にはタイガー・ウッズ越えとなる17歳9カ月と7日で世界ランク1位を戴冠した。 21年の「東京五輪」で銅メダルを獲得。16年の「リオ五輪」に銀に続く2大会連続のメダルだった。22年にはシーズン3勝を挙げて3度目の年間女王の座に輝いた。 24年開幕戦では節目となる20勝目を飾ると、8月の「パリ五輪」では金メダルを獲得。3大会連続となるメダルで金・銀（16年リオ五輪）、銅（21年東京五輪）をコンプリートするメダル・スラムを達成した。同年には「AIG女子オープン」で3つ目のメジャータイトルを獲得。これがニュージーランド勢として初の“全英女子”制覇だった。