<ファーマーズ・インシュランス・オープン 2日目◇26日◇トリーパインズGC (米カリフォルニア州)◇サウスC 7765ヤード・パー72、ノースC 7258ヤード・パー72 >
強風が吹き荒れる2日目を1イーグル・1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」とした松山英樹は、初日の50位タイから順位を上げて、トータル1アンダーの36位タイで決勝ラウンドに進む。
2コースを使って行われる予選ラウンド。この日は「全米オープン」も開催される難コースのサウスCを回った。太平洋からの強い風がコースを襲う。そんななかでスタートした松山は1番で4.5メートルを沈めてバーディ発進。続く2番でボギーを喫したが、6番では見せ場を作った。
パー5の2打目をグリーン左手前に運ぶと、そこからの3打目はピン奥の傾斜をうまく使って戻し、20メートルをねじ込みチップインイーグル。スコアを一気に2つ伸ばしたが、その後は厳しい展開が続く。
12番ではティショットを右に曲げてボギー。15番でもティショットを右ラフに入れて木の後ろに打ち込んだ。ここは一度出してグリーン手前に運んだが、およそ6メートルから3打かかりダブルボギー。最終18番のパー5でもバーディを奪えず、後半は3オーバーと苦しんだ。
スコアこそ落とすも順位は上昇。とはいえ、首位とは11打差と大きく開いた。上位進出にはビッグスコアが必要となったが、残り2日間はこの日と同じサウスCでのプレーとなる。大会前にひいた風邪も心配されるなか、ムービングデーで挽回を目指す。

