ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

ことしの全英は“リトルアイ”に注目? 新設17番が終盤にドラマ「外してボギーで上がれたら幸運だね」

大改造が施されたロイヤル・リバプールGC。最大の注目ホール、“リトルアイ”の正体って?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年7月19日 16時19分

<全英オープン 事前情報◇18日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>

今季最後の男子メジャーの舞台はロイヤルリバプールGC。通称『ホイレーク』の愛称で親しまれる同クラブは創設1869年という長い歴史を持つ。近年では1967年以来39年ぶりに同コースで開催された2006年大会ではタイガー・ウッズ(米国)が勝利。前回の14年大会はローリー・マキロイ(北アイルランド)が制覇した。

グリーンを外したら…大変なことになります【写真】

今年9年ぶりの開催となるコースには数ホールの改造が加えられ、全長は前回よりも71ヤード長い7383ヤード。さらにパー72から71へと変更された。10番は前回の532ヤードから507ヤードと短くなったがパー5がパー4へ。15番パー3はパー5となり620ヤードと大改造が施された。なかでももっとも注目を集めているのが、まったく新しく作られた17番パー3(136ヤード)だ。

アイリッシュ海へ向かって打つティショットは、打ち上げでグリーン面が見えないブラインドショット。グリーンは全体が外側に傾斜し、左右にバンカーが待ち受けている。グリーン奥には荒れた砂地、傾斜の大きいグリーン手前には左側にバンカー、右にはネイティブエリアが広がっている。見た目よりもグリーンを捉えることがずっと困難なことから、「リトルアイ」と名付けられた。

わずか136ヤードと距離は短いが、アゲンストの風が吹けば7〜5番アイアンを手にする可能性もある。一方フォローの風だと、グリーン上で止められるかというスリルと戦う。グリーンがやわらかいなど、その状態によってはスピンコントロールが求められる。

前年覇者のキャメロン・スミス(オーストラリア)は、「月曜の練習ラウンドではアゲンストで7番アイアンを打った」と明かす。「今週は風向きがフォローになりそうだが、手前ピンならもっと難しくなる」と警戒する。ジョン・ラーム(スペイン)は、「距離は短いがグリーンを外したら必ずボギーだね。むしろボギーで上がれたら幸運かもしれない」と大叩きもあると説明。しかし「いいショットを打てばバーディも取れる素晴らしいホール」と賞賛した。

「主催するR&AがロイヤルリバプールGCに『終盤にドラマが起きるホールを』と望んだ。そうしてこのホールが作り上げられた」と改造を手がけたマーティン・エバート氏は明かす。オーガスタ・ナショナルGCの12番パー3、あるいはTPCソーグラスの17番パー3のように、歴史に残るドラマが待っているかもしれない。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト