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今年のチャンピオンズディナーは“テキサス・リブアイ”ステーキ! シェフラーがマスターズ会見で公表

昨年の「マスターズ」チャンピオン、スコッティ・シェフラー(米国)が事前会見に登場した。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2023年3月16日 09時34分

今季メジャー初戦の「マスターズ」開幕まであと3週間。ディフェンディングチャンピオンのスコッティ・シェフラー(米国)が15日、恒例の会見を開催した。今年はリモートのZOOMで行われ、先週の「ザ・プレーヤーズ選手権」で2位に5打差をつける圧勝で世界ランキング1位に返り咲いたばかりのシェフラーは、グリーンジャケットに身を包んで晴れやかな笑顔で登場。チャンピオンズディナーのメニューも公表した。

その内容は…。

前菜に、
・チーズバーガースライダース(ミニ・チーズバーガー)
・ファイアークラッカー・シュリンプ(エビのスイートタイチリ・シラチャーマソース)
・トルティーヤスープ

メインに、
・テキサス“リブアイ“ステーキもしくは金目鯛
にマカロニチーズ、ハラペーニョコーン、芽キャベツのフライにフライドポテト

デザートに、
チョコレートチップクッキーのアイスクリーム添え

となった。

昨年は2021年大会を制した松山英樹が“宮崎牛”でステーキを振る舞い歴代チャンピオンたちに大好評を得たが、シェフラーの出身地はアメリカを代表する食肉産地のテキサス州。現在もテキサス州ダラスに暮らすシェフラーは“リブアイ・ステーキ”をメインに選んだ。

「基本的には僕が好きなものを選んだんだ。だからステーキ、そして小さなチーズバーガーも大好き。魚料理もテキサスのもの」と胸を張った。

そのシェフラーはプレーヤーズ選手権を制したあと、14日(火)にはオーガスタ・ナショナルGCを訪れ練習ラウンドを行った。

「昨年勝ってから初めてオーガスタに戻った。トーナメント期間中以外で訪れたのは初めて。メンバーと同じグリーンジャケットを着て敷地内を歩いて…とても特別な気持ちだった。ほんとうにここで勝ったんだなと」とシェフラー。ラウンドには父のスコットさん、コーチのランディ・スミスが同行したという。

今年のオーガスタ・ナショナルGCは久しぶりに改造され、13番パー5のティが後方に約30ヤード伸ばされた。

「13番はこれまではティショットを3番ウッドで大きなフックを打っていたが、違うアングルになった。ホールは大きく変わった。これまではティショットがよければコーナーを超えることができたし、僕はだいたいミドルアイアンでグリーンを狙えた。ところが今年からはフェアウェイのスロープに打って、3番アイアンか、あるいはレイアップをする選手も多いだろう。ピン位置にもよるが、みんなどうプレーするかが楽しみだ」

シェフラーは今回2日間ラウンド。前日はドライバーでクリーク打ち込み、2日前はドライバー、そして4番アイアンでグリーンを狙ったと笑った。

2日間プレーをしたシェフラー、2001、02年のタイガー・ウッズ(米国)以来となる大会連覇を目指す。(文・武川玲子=米国在住)

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