ドライバー〜アイアンまで網羅 松山英樹の2020年スイング動画
現在21歳のニーマンは、2018年1月に「ラテンアメリカアマチュア選手権」で勝利し、同年4月のマスターズ出場権を得た。この時は予選落ちだったが、「とてもたくさんの思い出がある」という特別な試合だ。それだけに「出場できなくてとても残念。しかし家族とチームの安全を守るためにできることはすべてやり、一日も早く回復したい」と続けた。またマスターズ委員会もニーマンの欠場を、こちらもツイッターで発表した。
現在世界ランキング41位につける、新進気鋭の選手。今季は9月の「全米オープン」で23位タイ、その後は「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン」で13位タイ、「ザ・CJカップ」6位、「ZOZOチャンピオンシップ」17位タイと好調が続いていた。18年以来となる2度目のマスターズ出場も確定していただけに、とても残念なタイミングだった。
コロナ感染によってマスターズを欠場するのはニーマンが1人目となってしまった。これから続々と選手が現地入りするだけに、感染者が増えないことを祈るばかりだ。(文・武川玲子=米国在住)
