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開幕前日“ついに”襲った強い風と雨 本性を現したコースで松山英樹と金谷拓実が最終調整

開幕前日“ついに”襲った強い風と雨 本性を現したコースで松山英樹と金谷拓実が最終調整

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年7月18日 07時16分

全英オープン 事前情報◇17日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>

昨日までの穏やかな天候から一転、強風、さらに雨にも見舞われた開幕前日のロイヤルポートラッシュGC。“全英らしいコンディション”のなか、松山英樹と金谷拓実(東北福祉大)が一緒にコースを回り、最後の仕上げを行った。

ティショットで1Wのパー3 グリーン横はこんな感じ

雨の降りしきる午前中に10番からスタートし、ハーフを回った2人。時折、談笑する場面も見みられる、リラックスムードのなか最終チェックを行った。前日の取材で、「(本番の)風向き次第」という言葉を多用した松山と、大学の後輩にあたる金谷は、番手を変えながら各ホールのポイントごとに数球打つなど、改めてコンディションを確認。本番でも十分に想定される荒天のなかのプレーで、前日までとの違いを確かめた。

ラウンドを終えた金谷は、「テレビで見ていた通り(の全英)でした。雨で飛ばないし、つらかった。でも明日以降に向けていいラウンドになりました」と、風雨のなかのラウンドを振り返った。グリーン右に深いブッシュが生い茂る崖が待ち受ける難関の16番(236ヤード)では、パー3で「小学生以来」というドライバーでのティショットを試し打ち。ここで2球打ち、1球はグリーン右手前のラフに落ちたが、もう1球はグリーンをヒット。天候に応じて選択肢を増やすためのチャレンジも行った。

ラウンド中には、金谷が松山に対し「(全英で)一番つらかったのはいつでしたか?」など質問をする場面もあったという。こんな言葉からも、本性を現したコースでかかるプレッシャーの大きさがうかがえる。本番でどのようなプレーを見せてくれるのか?“雨天決行”で調整を終えた2人のプレーに、注目が集まる。(文・間宮輝憲)

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