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突然ドロー宣言? 若き飛ばし屋・岡田晃平の結論は“フェードときどきドロー”【JOYX OPNE】

フェードとドローの二刀流? 岡田晃平が堂々の3位タイフィニッシュ!

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2025年6月23日 07時30分

<MAIN STAGE JOYX OPEN 1日競技◇22日◇JOYXゴルフ倶楽部上月コース(兵庫県)◇7039ヤード・パー72>

国内男子ツアーのオープンウィークに行われたツアー外競技「MAIN STAGE JOYX
OPEN」。歴代賞金王の伊澤利光や小田孔明、今季賞金ランキング1位の生源寺龍憲ら、そうそうたる顔ぶれの中で、23歳の岡田晃平が6バーディ・1ボギーの「67」をマーク。堂々の3位タイに入った。

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今季初シード選手として戦う岡田は、ドライバーの平均飛距離300ヤード超えというスケールの大きなゴルフが武器。今季は「中日クラウンズ」で4位タイ、「関西オープン」では5位タイに入るなど、初優勝の期待が高まっている。一方で、直近の「日本ゴルフツアー選手権」と「ハナ銀行 インビテーショナル」では連続予選落ち。「体調が良くないのもあって、落ちちゃいました。体調も良くなったし、また新たな気持ちで臨めます」と中盤戦以降を見据えている。

実は前日のプロアマ大会の時には「2日前にドローヒッターになりました。イメージが良くて」と、急きょフェードからドローに持ち球を変えたことを告白。高校入学以来フェードを武器にしてきたが、「日本ジュニア」を制した中学3年生頃まではドローヒッターだった。

ところが、「5番ぐらいで終わりました…」。試合本番の緊張感の中ではドローがイメージ通りに打てず、「やっぱり無理でした」とラウンド途中から主軸の球をフェードに戻した。

それでも、イメージが出るところではドローを打ってチャンスを演出した。ホール形状やピン位置によって「打ち分けるようにします。イメージが出たらドローでも寄りますし、試行錯誤します」。試合だからこそ得られた感触。2種類の球筋を使い分けられれば、コース攻略の幅がさらに広がる。初優勝へのラストピースになるかもしれない。

前半戦での優勝争いを通じて「やらなきゃいけないことは分かっています。優勝争いの中でこうなるというのが分かってきた。それを忘れないように」と経験を糧にしている。「来週の試合でいい感触をつかんで、8月中旬から9連戦にピークを持っていけるようにがんばります」と力強く語った。(文・小高拓)

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