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日本チーム最年少、ケガから復調の手応え感じる松井琳空海 難コースで「自分を試したい」

高校2年生の松井琳空海がオーストラリアの地で、アジアNo.1を目指す。

所属 ALBA Net編集部
杉本 夏希 / Natsuki Sugimoto

配信日時:2023年10月24日 19時19分

<アジアパシフィックアマチュア選手権 事前◇24日◇ロイヤル・メルボルンGC(オーストラリア)◇7055ヤード・パー71>

アジアNo.1のアマチュアゴルファーを決める「アジアパシフィックアマチュア選手権」に、日本チーム最年少で出場する松井琳空海(りうら、香川西高2年)。松井にとって今大会は、「空海のように有名になったり、頭がよくなってほしい」という祖父の願いの込められた名前を、世界に知らしめるチャンスとなるかもしれない。

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コースの感想について「今日はめちゃくちゃ風が強かった」と開口一番話すように、会場となるロイヤル・メルボルンGC(オーストラリア)は朝から8~10m/sほどの強風が吹いていた。ただ、「風がなかったとしても、このコースは難しいですね」という。

今年の3月にロイヤルアデレードGC(オーストラリア)で開催された「サウス・オーストラリア・アマチュア・クラシック」で優勝したこともあり「オーストラリアのコースは嫌いじゃない」はずだが、「やっぱり違いますね。グリーンの傾斜が難しいし、かなりインポジション(バンカーや池などを避け、安全なルートでピンを狙っていける位置)に置かないと2オンできない。インポジションに置けないと試合にならない」と警戒する。

そんな難コースで「自分を試したい。ベストを尽くして楽しみたいです」と話すのは、ケガが改善傾向にあるから。「6月から胸郭出口症候群になっていて、胸のしびれなどがあるなかでプレーしていました。少しずつよくなっていて、先週の試合(「第33回アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権」)では、ケガをする前みたいな感覚をつかめた気がします」。高校2年生の松井が難コースでどこまで自分を出し切れるか。松山英樹、金谷拓実、中島啓太に続く日本人史上4人目の快挙を目指す。(文・杉本夏希)

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