高校卒業後の19年には米国ツアーのQTを受けたため、受験が可能になったプロテストを回避するなど、もともと海外志向が強い。目標とする選手も「ゴルフを始めた頃からずっと好き」という宮里藍と、現在も米ツアーを主戦場にする上原彩子だ。「上原さんは、体格が自分に似ていて(身長160センチ)、同じような条件で長年シードを守っている。尊敬しますね」。もちろん今も将来的な目標に、米国でプレーすることを掲げている。
すでに古江彩佳が米ツアーで初優勝するなど、国内外で同世代の活躍は目に入ってくる。「ニュースや試合で同い年が戦っているのを見ていると、自分も同じところで戦いたいって思いますね」。飛距離は230ヤードほどだが「曲がらない自信がある」というウッド系が最大の武器。“親子鷹”で大洗発、世界行きのチケットをつかみとる。
