ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

ベテランキャディの金言で難コース攻略へ 日本アマ王者・中野麟太朗がアジアNo.1を目指す

今年の「日本アマ」王者である中野麟太朗が、「アジアパシフィックアマチュア選手権」に挑む。

所属 ALBA Net編集部
杉本 夏希 / Natsuki Sugimoto

配信日時:2023年10月25日 17時27分

<アジアパシフィックアマチュア選手権 事前◇25日◇ロイヤル・メルボルンGC(オーストラリア)◇7055ヤード・パー71>

「昨日来たときはダメだと思いました」と、開催コースであるロイヤル・メルボルンGCを前に挫折しかけたという中野麟太朗(早大2年)。「でも、今日の15ホールはすごくよかった」と、大雨で途中で切り上げた2日目の練習ラウンドで手応えをつかめたという。

昨日までは「自分の番手と落とす場所の検討がつかなかった」が、「キャディさんがこうやったらいいよと教えてくれて、実際に打てたときはピンに寄りました。キャディさんさまさまです」と、今日から中野のバッグを担ぐキャディのアドバイスがハマった。

「前回ここで開催されたときも担いでたそうです。詳しくは聞けませんでしたが、35年くらいPGAとLPGAで担いだ経験がある」という、コースを、そして世界を知るキャディだったのだ。中野が練習ラウンドで、ショット毎に長くコミュニケーションをとっていたことも頷ける。

キャディからは他にも「『スムーススイング』ってたくさん言われました」とアドバイスが。普段は高い球でグリーンに止めてチャンスメイクする中野だが、連日の強風の影響で、思ったところに打てていなかった。「テンポよくインパクトして、スリークォーターみたいな感じですね。距離は落ちるけど、ずっしりした球を打てている」と、スムーススイングを取り入れた結果、風に負けない球で「戦える」と自信を取り戻せた。

今年の「日本アマチュアゴルフ選手権」には「早ければ早いほどいい」と思って出場し、見事優勝。今大会も同じ心持ちで出場しており「本気で勝ちに来ています」と真剣な表情で答えた。自信を取り戻した中野が、アジアNo.1の称号、そして来年の「マスターズ」と「全英オープン」への切符を本気でつかみにかかる。(文・杉本夏希)

「アジアパシフィックアマチュア選手権」中野麟太朗のドライバースイングを撮影【動画】

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

アマチュア・その他 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト