＜マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第1戦マイナビカップ◇練習日◇美浦ゴルフ倶楽部（6527ヤード・パー72）＞
2015年「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」優勝など、ジュニア時代に数々の実績をつくり、16年から18年までJGAナショナルチームに在籍していた佐渡山理莉。19年に1回目のプロテストを受験し、最終ステージまで進むが合格とはならなかった。同年は9試合の国内女子ツアー（下部も含む）に出場し、ステップ・アップ・ツアー「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」で2位という成績も残している実力者だ。
その佐渡山が6日から2日間の日程で開催されるマイナビネクストヒロインゴルフツアーの23年開幕戦「マイナビカップ」に出場する。
「今年こそプロテストの合格、そしてネクストヒロインゴルフツアーでの優勝」を目標に掲げる佐渡山は、開幕前のオフ期間は苦手なことを進んで行ったという。「持久系が結構苦手なんです。なので苦手なことをやろうってなり、基礎体力を上げるために長距離走と縄跳びを集中して行いました。あとは、タイ合宿に行ってラウンドをしながらスイング調整もしました」と、佐渡山。
スイングについては「手先で打ってしまうクセがあるので、体の回転で打てるように右手一本でバンカーから打つ練習をしています。リリースが早くならないように手首を固める意識を持って打っています。プロテストまでにはしっかりスイングを固めていけたらと思っています」と話す。
今大会について聞くと、すぐさま「優勝したいです！」と即答。「この大会の結果によって次の試合に出られるのか決まりますし、そろそろ優勝したいです」と、意気込んだ。
昨季のネクストヒロインゴルフツアー最高順位は第11戦「Sky Hybrid Ladies Cup」での2位。明日6日から始まる開幕戦で今季のいいスタートを切りたいところだ。（取材/文・高木彩音）
※マイナビネクストヒロインゴルフツアー（共催：株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV）は、将来ツアーで活躍することを目指すJLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として2019年に始まった。
