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西郷真央が新人賞かかる最終戦で目指すこと「過程を大事に」

ルーキー・西郷真央が目標としていたツアー最終戦にコマを進めてきた。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年11月20日 12時30分

<CMEグループ・ツアー選手権 事前情報◇19日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6700ヤード・パー72>

ルーキーイヤーを迎えるにあたって、西郷真央が初めて立てた目標は「最終戦に出ること」だった。「まずはここに来られたことがすごくうれしい。トップの60人しか出られないこの舞台で、どれだけの力を発揮できるか。楽しみながらプレーできたらな」と喜んだ。

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CMEランキング9位で、日本勢では古江彩佳に次ぐ2番手につけている。好成績とともに乗り込むことができたが、それについては「みんなは試合数をセーブして、自分がずば抜けて(試合に)出ている分、ポイントを稼げているだけ」と“辛口”だが、「トップ10やいいプレーができた試合もあった」と自己評価した。

そんなうれしい気持ちを抱きながら、一方で、表情を曇らせる懸念点もある。先週の「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」では11試合ぶりに予選落ち。フェアウェイキープ率50%(14/18)、パーオン率61%(22/36)と生命線のショットが乱れた。

「自分のしたいスイング、打ちたい球がどれだけ何回打てるかにフォーカスしたい。スコアに結びつくための過程をもうちょっと大事にして試合をしたい」。『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』(新人賞)争いではイム・ジンヒ(韓国)に圧倒的優勢で、戴冠が目前に見えてきても、取り組む姿勢はこれまでと変わらない。

初出場だが、コースは入念に調べてきた。昨年はエイミー・ヤン(韓国)がトータル27アンダーの大会記録をたたき出して優勝したが、「去年までのスコアを見ていてもうちょっと簡単なのかなと思っていたけど、簡単な感じはなかった。距離が伸びたホールがホールがあるみたい」と警戒する。

「最後なので、気持ちよく終わりたい。そのために自分が納得いくショットを打ち続けることがまず第一。そこをクリアできるように頑張りたい」。充実した4日間を過ごすことができれば、おのずと結果はついてくる。(文・笠井あかり)

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