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アンラッキー重なり2つ後退 古江彩佳は17番でも“謙虚な”ミス

不運が重なり…古江彩佳は2つスコアを落とすも決勝ラウンドへコマを進めた。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年6月3日 11時00分

<ミズホ・アメリカズオープン 2日目◇2日◇リバティ・ナショナルGC(米ニュージャージー州)◇6656ヤード・パー7>

マッチプレーの激戦を終えてニューヨークに乗り込んだ古江彩佳。初日は3アンダーの5位タイで滑り出したが、2日目は苦しいラウンドに終わった。2バーディ・4ボギーの「74」を叩き、トータル1アンダーの24位タイまで後退した。

安定感と精度が持ち味の古江にとって、不運も重なった。「何個か悪いライというのがあって」と、自身のショットではないボール落下時にできたくぼみにはまったり、スタンスがフェアウェイでボールはバンカーという、微妙なアンラッキーに悩まされた。

「ショットが悪くてボギーを叩いているところは1ホールしかなくて」と、ショットについてはそこまで悲観はしていない。キャディのマイク・スコット氏によれば、終盤は組全体のプレー時間が計測される警告が出されるなか、またしてもアンラッキーに見舞われた。

虫やホコリ、木から落ちる綿のようなものが飛来するなかで、古江がアドレスに入ったときに、何かが目に入りそうになったという。マイク氏によると、それでも古江は時間を気にしてそのまま打ち、ミスをしてしまった。

とにかくアンラッキーが重なった2日目。「うまくは切り替えられなくて」と珍しく唇を噛む。とはいえ、決勝ラウンドへの切符は獲得。「まずは予選通過できて、この50位までという枠が少ないなかでクリアできてよかった」と、通常の65位タイから50位タイに縮小された予選通過枠も無事通った。あとは伸ばすだけ。ゴルフに運、不運はつきもの。あすは幸運が待ってますように。(文・高桑均)

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