<アラムコ選手権 初日◇2日◇シャドウクリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>
今季4試合目を迎えた原英莉花は、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「72」で初日を終え、イーブンパー・27位タイで2日目に進んだ。
「比較的ティショットが安定していて、チャンスにつけられそうでなかなかつかないし、ついてもあまり(パットが)決めきれなくて難しかったですけど、大事なパーパットが2つぐらい入れられたので、よかったです」
ティショットはセミラフに入る場面こそあったが、ラフに入れたのは0回。乾燥の影響で硬く、なおかつ狭いフェアウェイに対して安定したショットを見せた。「久しぶりに思ったところに打てていたので、あしたも続けていきたい」と一定の手応えをにじませた。
それでも「アンダーで回りたかった」と悔しさも残る。「苦手としている」17番パー3ではダブルボギー。ヨコ長でタテ幅が狭いグリーンに加え、左手前と右奥にバンカーが構える難ホールでミスが出た。
練習ラウンドで奥に外す場面があったことや、同組のパティ・タバタナキト(タイ)が奥に外したことも影響し、「ゆるんでしまった」とショットが乱れた。手前のバンカーに入れ、15ヤードの短い距離、さらに前上がりで左足下がりという難しいライからのショットに苦戦。3オン2パットで終盤にスコアを落とした。
それでも11番と最終18番では、グリーン奥の左足下がりのラフからピンまで10ヤード以内の場面で、広めにスタンスを取り、フェースを開いて左足重心をキープし、短いキャリーで繊細に寄せるアプローチを見せ、11番はパー、18番ではバーディを奪い意地を見せた。ほかの選手では、粘り気のあるラフからピンをオーバーしすぎたり、芝にかまれてショートする場面が見られるほど難しいライである。
しかし「アプローチはまあまあ良かったと思いますけど…そこに置きたくないというのが多いですね」と苦笑い。ショット面に課題を求めた。
練習日にはトレーナーとスイングをチェックし調整。「どうやったら再現性の高いボールが打てるかを模索して、少し良くなってきた。キャリーを安定させて、グリーンを捉えられるように頑張っていきたい」と話していた。
初日を終えてからの感触は「(芝との)相性はよくないというか、全然コンタクトできていないので、何ヤードでも痺れる。(グリーンから)落とさないように、落とさないようにっていう感じで」と思うように振れない状況もあった。「その中でもあした、そういう攻め方を楽しめたらいいなと思います」と前を向いた。
予選落ちとなった前戦のリベンジに向けて、2日目はスコアを伸ばしてリーダーボードをかけ上りたい。(文・高木彩音)

