<ブルーベイLPGA 2日目◇6日◇ジャンレイク・ブルーベイGC(中国)◇6712ヤード・パー72>
17番ホールを終えたとき、原英莉花はスコアカードを見て驚いた。「え、こんなにバーディを獲ったりしているのにイーブンだったんだ。さすがにバーディを獲って帰ろう」。最終18番パー5、残り108ヤードから50度のウェッジを振り抜いて1メートルにピタリ。バーディ締めで赤字の「71」を書き込んだ。
4連続バーディ締めから一夜明けて迎えた2日目。出だし1番をボギーにはしたが、3番パー5で今季第1号のイーグルを奪った。2打目は残り189ヤードでアゲンストの風。バンカー越えすぐのところに切られた左手前ピンを狙うため、5番ウッドを手に取ったが、キャディから止められた。
「私よりイケイケなんですけど、『番手大きいよ』って言われて。普段から一緒にゴルフをしたりするので、けっこう分かってくれている。止められたら素直に聞けます」。昨年の米下部エプソン・ツアーでもともに戦ってきた頼れるキャディ兼マネージャー。素直にアドバイスを受け入れて4番ユーティリティに持ち替えて打つと、「振り切って飛んでくれてよかった」とエッジギリギリに落ち、4メートルについたイーグルパットを決めた。
ただ、そのあとは出たり入ったりを繰り返した。「アイアンがなんだか飛びすぎちゃって」とショットのタテ距離を合わせることに時間がかかり、パスパラムという南国特有の芝が張られるグリーンは、より重くなって距離感を合わせるのに手こずった。「イーグルもあったし、獲るところで獲れているのに、吐き出してしまったのがもどかしい…。でも、いまは良しとしたいと思います」。あと2日間、浮上するチャンスはある。
「上はけっこう伸ばしているけれど、伸ばせるだけ伸ばしたい。今後に向けてもビッグスコアを出したい。それを目指して、調整していきたいです」。デビュー戦の週末に意気込んだ。(文・笠井あかり)

