ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

日本勢好発進もまさかの競技不成立に嘆き… 岩井姉妹の前向きな言葉も「経験できているのはうれしい」

米国女子ツアーは、悪天候により試合中止が決定した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年9月22日 10時45分

岩井明愛は前向きに大会を振り返った(写真は初日)
岩井明愛は前向きに大会を振り返った(写真は初日) (撮影:GettyImages)

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇21日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>

米国女子ツアーの3日間大会は、悪天候により完走できず、競技不成立となった。

【写真】ヘビを投げてご満悦のシブコ

2日目は雷雲を伴う雨でわずか46分しかプレーが行われず、第2ラウンドはサスペンデッドに。きょう21日の再開を目指したが、夜間に降った3.25インチ(83ミリ)の雨の影響でコースのいたるところに“川”が出現し、コースコンディション不良となった。再開できず。順延も難しいと判断され、競技不成立の決定が下された。大会としては2007年の第1回大会以来、2度目の“キャンセル”となった。

8アンダー・首位発進を決めていた勝みなみは、「しょうがない。雨の状況を見たときに、“もしかしたら”という心の準備はできていた」と話した。昨夜は「すごく怖くて目が覚めた」と、雷鳴で安心して眠りにつくことができなかったという。

「しかたないなと。大会側がきちんと話し合って決めたことだと思うので、切り替えて、次から頑張りたい。8アンダーを出せたのは自信になった。ハワイもあるし、アジアもある。いい状態で臨めると思うので、楽しんでやりたい」。悔しさをにじませながらも、次戦を見据えた。

2018年、21年大会を制し、1打差3位発進だった畑岡奈紗も「本当に残念です。こういう形になるのは(米ツアーで)9年やっていて初めて」と苦笑いを浮かべた。そして「コース管理の人も最後まで頑張っていただいたので、安全を考えるとしょうがないのかなと思います」とおもんばかった。

ツアールーキーの岩井明愛、岩井千怜の姉妹も残念がった。千怜は首位と3打差の18位で滑り出していた。「1日あったら優勝できる位置にいたので…。でもしょうがない」と、まさかの事態を受け止めた。

その一方で、「海外はいろんなことがありますね。経験できているのはうれしい。ここにいられることがすごく幸せだなと思います」(明愛)とも話す。クラブハウスで提供される美味しいご飯など、大会のホスピタリティにも感謝。プロアマでは千怜がジュニアと同組でプレーし、初日はその家族が応援にも駆けつけてくれた。「楽しかったです。もっと回りたかった」といううれしい思い出もある。

米国女子ツアーは1週間のオープンウィーク。次戦はハワイでの「ロッテ選手権」(10月1日開幕)で、そこからは日米共催「TOTOジャパンクラシック」を含めたアジア4試合が続く。今シーズンも残りわずか。まずは1年間をしっかり完走する。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト