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渋野日向子の“開幕セッティング”を最速調査!  エース1Wなど大胆変更…ウェッジは再び3本に? ピン型黒パターの正体は…

渋野日向子が2023年の初戦を迎える。大会前には今季のクラブセッティングもお目見え。その内容は?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年2月21日 06時55分

<ホンダLPGAタイランド 事前情報◇20日◇サイアムCC パタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>

タイで今季の自身開幕戦を迎える渋野日向子が、20日にコース入り。30度を超える東南アジアらしい猛暑のなか、さっそく18ホールの練習ラウンドで汗を流した。この時に使用されていたクラブを見ると、昨年からガラリと変化。そこで現地で渋野の“開幕セッティング”になりそうな14本を調査した。

まず目に飛び込んでくるのが、3本のウッドと2本のユーティリティだ。これをクラブ契約を結ぶピンの最新モデル『G430シリーズ』に総とっかえした。ドライバーは同社が「ブレない直進性と最大初速」などとうたう『G430 MAX』を採用。3番、5番のフェアウェイウッドも同モデルを使用する。

昨年までの渋野のエースドライバーといえば『G410 PLUS』だったが、このオフにテストを重ねバッグインすることになったのだろう。シャフトも青は青でも、昨年までの『スピーダーNX』から『ベンタス TRブルー』に挿し替わっていた。このシャフトを扱う藤倉コンポジットのツアー担当者によると、変更したのは先月とまさに開幕に合わせての投入。どのような効果を渋野に生み出すのか?

さらに2021年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」から採用し、昨年まで渋野のセッティングの特徴ともいえたウェッジ4本の構成も見直された。これまでは「ウェッジの距離も伸びてきたし、4本あると使う場面が多い」と、9番アイアンの下に46度、52度、54度、58度のウェッジを入れてきた。しかしこの日の練習ラウンドでは9番アイアンの下にW(ピッチングウェッジ)を投入。これを46度の代わりに、そこから50度、54度、58度につなげていく流れになっていた。

またパターも一新。昨年の開幕時は長年エースとして愛用したピンの『シグマ2アンサー』を使用していたものの、7月のメジャー「アムンディ エビアン・チャンピンオンシップ」から完全削り出しのノンインサートパター『PLD DS 72』に変更。プロ転向後一貫して使用してきたピン型から、プロ入り前に使っていたマレット型への変更は話題になった。しかし再びタイでピン型を携えてのラウンドを行った。新たに選んだのはヘッド幅がワイドな『アンサー 2D』。ピンの23年モデルで、黒が基調のヘッドがグリーンに映えていた。

もちろん、なかにはまだお試し中のクラブもあるかもしれないが、キャディバッグの中身を大幅刷新することは間違いなさそう。クラブ面もしっかりと準備し、「勝ちたい」と意欲を燃やす米ツアーでの2シーズン目のスタートを切る。これらの変更の意図について、開幕前に渋野は何を語るのか? オフに取り組んできた技術面の話だけでなく、そちらも楽しみだ。

【渋野日向子の20日のクラブセッティング】
1W:ピン G430 MAX(10.5°、ベンタス TRブルー5S、44.75インチ)
3W:ピン G430 MAX(15°、ベンタス TRブルー5S)
5W:ピン G430 MAX(18°、ベンタス TRブルー6S)
4U:ピン G430(22°、スピーダーTRハイブリッド75S)
5U:ピン G430(26°、スピーダーTRハイブリッド75S)
6~W:ピン i230(MCI80R)
50°、54°、58°:ピン グライド3.0(MCI MILD 105)
PT:ピン アンサー 2D
BALL:タイトリスト プロV1X

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