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「誰が優勝してもおかしくない」古江彩佳は4打差も… “大混戦”からVチャンス

米国女子ツアーは米本土アリゾナ戦の3日目が終了。古江彩佳が首位と4打差につけている。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年3月26日 12時45分

<LPGAドライブオン選手権 3日目◇25日◇スーパースティション・マウンテンGC(米アリゾナ州)◇6526ヤード・パー72>

初めてのアリゾナの地でも、古江彩佳は“らしさ”を発揮している。初日「68」、2日目「69」に続き、3日目は5バーディ・ボギーなしの「67」でプレー。3日連続の好スコアに「アンダーで回れているのもうれしいし、60台で回れているのもうれしい」と、落ち着きながらも笑顔をみせた。

3番は奥のカラーからバーディ、そして「6番はとくに簡単ではなかったショット。うまくラインに乗ってくれて1メートルに寄ってくれた」と5番、6番は持ち味のショット力でピタリとつけて連続バーディを奪った。後半に入っても安定したプレーで、パー5の13番、18番でスコアを伸ばしてボギーフリーでホールアウト。「ピンチも結構多かったけどしっかりパーセーブして、チャンスについたところでバーディを獲れたのでよかった」と振り返る。

開幕前に雨が降って軟らかくなっていたグリーンは、徐々にコンディションが変化している。「きょうはスピードも速くなっていたのでタッチ合わせがすごく難しかった」というなか、芝目の方向をしっかり読み、慎重にラインを見極めた。パターも好感触で「たまたまよかっただけ(笑)」と遠慮気味だが、しっかりと打ち切ることができている。

トータル12アンダーは19位タイ。とはいえ、首位との差は4打で、4打差に25人がひしめく“大混戦”となっている。「誰が優勝してもおかしくない。しっかり集中して頑張りたいです」。ちなみに、古江が初優勝を飾った「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」は4打差からスタートして最終日『62』で大逆転を飾っている。快進撃に期待したい。(文・笠井あかり)

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