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“LPGAの証し”をつけて 櫻井心那が見せたルーキーイヤーの確かな一歩

櫻井心那が日本勢2番手となる10位の好発進を決めた。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2026年3月27日 14時01分

<フォード選手権 初日◇26日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6675ヤード・パー72>

「めちゃくちゃ気持ちよかったです。ラッキーです」。最終18番で7メートルのパットを沈め、バーディ締めとした櫻井心那は、ホッとしたように笑顔を見せた。6アンダー・10位タイで、米ツアー自身初のトップ10発進を決めた。

【写真】ズボンにつける“会員バッジ” 櫻井心那、LPGAを感じた瞬間

アウトからスタートすると、1番でいきなりバーディを奪い、続く2番も連続バーディ。「きょうは出だしが本当によくて、最初は5メートルぐらいの下りを1パットで入れられた。1番からパッティングの感覚が良くて、いいスタートが切れました」。グリーン上での感覚が冴え、この日は7バーディ・1ボギーの「66」。今季初の60台をマークした。

好調の要因は、大会前に見直したストロークとリズムにある。「左手が動いていなくて、手首が動いていた。手が(フォローに向けて)出ていなかった」。無意識のうちに手首主体の動きとなり、思うようなパッティングができていなかったという。

そこで「片手打ち(左手)の練習」を取り入れ、手元がフォローに向けて出る形に修正。さらに「メトロノーム」でストロークのリズムを整えたことが、好結果につながった。「ショットの感触も良かったので続けていきたい」と手応えを口にした。

今季3試合目を迎えた今週は、米ツアーメンバーとしての実感を深める出来事もあった。火曜日の夕方に行われた選手ミーティングと、水曜日の「ルーキーツアー」への参加だ。

選手ミーティングでは「めっちゃアメリカンスタイル。ポップコーンとかお菓子がいっぱい置いてあったんです。(みんな)食べながらお話を聞いていました」と、日本との違いに驚いた様子。ルーキーツアーでは、プロアマでの立ち振る舞いや動線など細かい説明を受け、「どこに何があるのか、このタイミングで写真を撮ること、(アマチュアの人に)聞かれること、聞かれやすいこと」などを学んだ。

その中で「少し英語の勉強しようねって言われました」とニッコリ。日々コツコツと英語学習を続ける櫻井にとって、こうした経験は、大きな刺激となっている。

ズボンにつけた“COCONA SAKURAI”と刻まれたバッジも、確かな証しのひとつ。LPGAツアーメンバーとしての実感を深めながら、歩みを進めていく。(文・高木彩音)

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