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勢いを支える抜群の対応力 古江彩佳は寒さ、風にも負けず首位発進

“絶好調娘”古江彩佳が7つのバーディを奪うロケットスタート!首位タイで滑り出した。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年6月16日 10時53分

<マイヤーLPGAクラシック 初日◇15日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6638ヤード・パー72>
 
古江彩佳が7バーディ・1ボギーの「66」で回り、6アンダーで首位タイ発進を決めた。2番でバーディが先行すると4番パー5でもバーディ。5番ではボギーを喫したが、すぐさまバーディで盛り返すと、8番からの3連続を含む4バーディを量産。風が吹く午後のコンディションのなかでも安定感と攻撃力が衰えることはなかった。

「後半は特にハードなコンディションでしたが、ショットはバラつきながらもパットとアプローチでセーブできたのはよかったなと思います」。風に加えて終盤は急激に冷え込んだが、落ち着きは変わらない。「飛距離も寒くなると落ちるので、うまく計算しながらできました」と状況を察知し修正していくのも強みだ。
 
スタートから4ホールで2アンダーとして迎えた5番は短いパー3ながら、この日はアゲンストの風。ティショットを放った瞬間に手を離し、ボールは左のバンカーへ。寄せきれずにボギーで一つ落とした。「アゲンストが吹いているのは分かっていたけど、上の(番手の)クラブで抑えないといけないと思ったら振り切ることができなくて曲げてしまった」。このミスを反省し、その後の風への対応を磨いていくことになる。
 
後半はアプローチと微妙なパーパットで耐えるホールもあったが、そう簡単にスコアを落とさない。「スコアは出ているなというイメージはしていたので、アンダーでは回らないといけないなとは思っていました」というプレーのなかで、終わってみれば首位発進。今週も上位争いの一角を担う。
 
「あしたも集中して回りたい」とやることは変わらず。2日目は朝のスタートで気温もまだ上がらない時間帯。対応力と修正力を操り、いい形で決勝ラウンドに進むためにも、この勢いを持続していきたい。(文・高桑均)

5番パー3では、ティショットで珍しく手を離す場面もあった

5番パー3では、ティショットで珍しく手を離す場面もあった (撮影:ALBA)

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