ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

東京もパリも…五輪のうっぷんをぶつけたエビアンの地 古江彩佳「気持ちを晴らせた」

パリ五輪代表入りを逃した古江彩佳が、同じフランスの地で悔しさを晴らした。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年7月15日 11時30分

<アムンディ・エビアン選手権 最終日◇14日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>

2021年の夏、「東京五輪」日本代表入りを逃した古江彩佳は、その悔しさを同年の「アムンディ・エビアン選手権」にぶつけた。スポット参戦ながら4位に入り、これが米ツアー参戦を決める後押しになった。そして3年後、同じように“うっぷん”をフランスの地で晴らした。

歓喜の涙がこみ上げる古江彩佳【写真】

「パリ五輪」代表入り“圏内”の日本勢2番手で迎えた6月「KPMG全米女子プロ」。選考レースのラストマッチで2位に入った山下美夢有に逆転され、パリ行きを逃した。今年1月から五輪への想いを何度も口にして、今年の目標のひとつに掲げていたが、またしてもわずかに届かなかった。

今季はここまで8度のトップ10入りがありながら、優勝の二文字はつかみ切れずにいた。惜しい場面が続き、もどかしい時間を過ごした先に、日本勢4人目のメジャー快挙があった。今大会は同じフランスで行われ、パリ五輪の前哨戦とも言われた。「(代表入りできずに)悔しさはあった。同じフランスで優勝できたので、気持ちを晴らせたかなと思います」。

1打差2位で最終日を迎えると、差は2打に広がってサンデーバックナインへと入った。だが、14番からの3連続バーディでチャージ。首位タイで迎えた最終18番では2オンに成功して3メートルのイーグルトライ。これがウイニングパットになった。「最近まで、優勝っていうことを忘れていた。自分から落ちていくパターンも多かった。力が入って悪くなったことが多い。やっと優勝できた」。優勝を決めた瞬間、右手を高々と上げると、涙があふれた。

「こうやって優勝できたことがすごく自信になる。ひとつの壁を破れたのはとてもうれしい」。米ツアー参戦のきっかけを与えてくれたはじまりの地で、再び自信を手にした。このあとは一時帰国し、パリ五輪翌週に行われるルーキーイヤーに米初優勝を飾った「スコティッシュ女子オープン」でツアーに戻る。

好調日本勢 またもメジャーで快進撃なるか!? 笹生、古江、畑岡、渋野、山下、岩井(明)ら10人が出場 メジャー「アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ」初日は無料放送&『日本人選手専用カメラ』も無料ライブ配信!

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. DPワールド
    開催前

おすすめコンテンツ

関連サイト