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11ホールパー行進で伸ばしきれず 古江彩佳が感じる一筋のストレス

古江彩佳は3日目、3バーディ・ボギーなしの「69」で回り、15位タイに浮上してきたが、不満も残る1日となった。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年10月29日 08時00分

<メイバンク選手権 3日目◇28日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6596ヤード・パー72>

首位との差を縮めるはずだったムービングデーのプレーは「ストレスがたまる感じではあった」。ボギーフリーながら3バーディにとどまった古江彩佳は、3日目を終えてトータル9アンダーの15位タイから最終日の浮上目指す。

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初日こそ6バーディで飛び出したが、マレーシア特有のグリーンに手を焼いた。2日目はイーブンパー。ビッグスコアが飛び出している3日目はパーオン16回とショットで大きなミスを招くこともなく進んだが、パッティングで流れを引き寄せられない展開が続いた。

3番パー5、4番パー3、7番パー4ではピンに絡めショットでバーディを奪ったが、その後は11ホール連続パー。「後半もまあまあいいところにつくところもあったし、パッティングもいい感触はあったけど最後のひと転がりが」と、わずかなズレに苦しんだ。

2日続けてストレスのたまるラウンドが続いた。大会前から芝目をキーに挙げていたが、ここまでは攻略できたとは言い切れない。とはいえ修正能力の高さは古江の強み。次週の「TOTOジャパンクラシック」前にストレスを解消するためにも、なんとしてもビッグスコアをたたき出す。(文・高桑均)

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