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タイでは35ラウンドぶりアンダーパーも 笹生優花の現在地「すごく悪いところもなかった」

苦悩の笹生優花。長いトンネルを抜けられるか。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2026年3月2日 17時00分

<HSBC女子世界選手権 最終日◇1日◇セントーサGC(シンガポール)◇6793ヤード・パー72>

笹生優花は先週の「ホンダLPGAタイランド」、そして今大会と2週連続で出場した。予選カットのない4日間大会をともに推薦でエントリー。優勝しなければポイントは得られないため、この2試合での獲得ポイントはゼロ。代わりに、たくさんの収穫を得た。

〈連続写真〉ジャンボ尾崎にそっくり? 笹生優花のアイアンスイング

ホンダLPGAタイランドでは2日目に2アンダーの「70」をマークした。アンダーパーは昨年3月「フォード選手権」の第2ラウンド以来(4月「Tモバイル・マッチプレー」をのぞき)、実に35ラウンドぶりだった。今大会はダブルボギーも喫しながら、「74」「75」「74」「73」で完走。大崩れなく4日間を戦い抜いた。

「すごく良いところはなかったけれど、すごく悪いところもなかった。もう少しバーディを決めたかったけれど、そんなに大きく崩さずに回れたので、まあまあかなと思います」

「全米女子オープン」を2度制した実力者は昨年、不振に陥った。出場18試合で週末をプレーしたのは5回。ポイントランキングは132位に沈んだ。最終戦は日米通じて10試合連続となる予選落ちでシーズンが終了。「自分が出したかった結果とは全然違うけど、楽しかった一年。こういうのがあってこそのゴルフ生活だと思う。これで人生が終わりって感じでもないし…」と冷静に話していた。

フィールドが絞られるシーズン序盤の3試合に出場し、少しずつ感覚を取り戻している。「試合に出ながら感覚をつかめてくるので、いろいろ感じながら、慣れていくしかない。全然できないから変えないといけないわけでもないし、できていないのによく頑張ったと言う必要もない。でも、やりたいことが少しでもできるようになれば、一日やりきったなと思えるはず」。

今季は過去5年のメジャー優勝者に与えられる「カテゴリー3」の、優先順位の高い出場資格で参戦している。米6年目のシーズン。24歳は焦らず、でも、確実に前に進んでいる。(文・笠井あかり)

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