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チャージ実らず予選落ちも… 渋野日向子は前向き「最近にしては安定したゴルフ」

渋野日向子が「67」をマーク。予選通過ラインには届かなかったが、収穫は多かった。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年4月19日 12時15分

<JMイーグルLA選手権 2日目◇18日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>

128位から巻き返したが、惜しくも実らなかった。渋野日向子は5バーディ・ボギーなしの「67」で回り、トータル3アンダーに伸ばしたが、カットラインに1打及ばず。今季2度目の予選落ちを喫した。

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前半11番でバーディが先行。バンカーから寄せきれなかった14番でパーセーブすると、2メートルにつけた15番、5メートルからコロリと沈めた16番で連続バーディを奪った。後半では1番、7番で伸ばし、パー5を制覇。10カ月ぶりのボギーフリーラウンドだったが、週末行きは逃した。

最終9番は8メートルのパットがカップに届かなった。「バーディを獲らないといけなかった。最後の最後、またショートしてしまったので、ショックな終わり方。あの位置に乗っけたことは悪くなかったし、いいショットだった」。65位までのカットライン上でホールアウトしたが、伸ばし合いの中で順位は下がっていき、結局74位タイに終わった。

グリーン上で苦戦した初日の出遅れが響き、“CUT”に終わったものの、この日は大きな収穫もあった。「最近にしてはすごく安定したゴルフだった」。この2日間のフェアウェイキープ率は60.7%(17/28)、パーオン率は75%(27/36)。好感触のショットにうなずいた。

今季は序盤からショットの改善を求め、パッティングでは首をかしげる場面が目立っていた。「ショットが安定している分、ミスがパットに出てしまって、そこが目立っちゃう。でも今までは、ショットも悪けりゃパターも悪いみたいな感じだった。1個に集中できるっていうのはいいことだけど、ショットも引き続き、もっと良くできるように練習しないとなと思います」。

とりわけ、ドライバーに大きな信頼を置く。この2日間のドライビングディスタンスは261ヤードだった。「ほかの(クラブに)比べれば振れている」と胸を張る。

「開幕のときも飛んでいたけれど、最初から最後までしっかり飛んでるなと思ったのは今週くらいから。(スポット参戦した)日本でも良かったし、去年に比べてもすごく飛んでいる。自分でもびっくりするくらいの場所に(ボールが)あります」。来週はメジャー今季初戦「シェブロン選手権」。悔しさと手応えを胸に、準備期間を過ごす。(文・笠井あかり)

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