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1ホールでアンプレ2回の『8』 畑岡奈紗は序盤トラブルから巻き返しきれず「あれだけミスが立て続けだと…」

畑岡奈紗は3番パー4で2度のアンプレ…。「76」とスコアを崩した。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年7月13日 11時00分

<アムンディ・エビアン選手権 3日目◇12日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504ヤード・パー71>

悲願のメジャー初制覇を目指し、2日目に「68」。トータル4アンダー・18位からさらなる浮上を図った畑岡奈紗だが、序盤から「トラブル」に陥った。2番パー3をボギーとして迎えた直後の3番、ティショットが大きく右に曲がったのがきっかけだ。

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これがブッシュにつかまってアンプレヤブルを選択。しかし処置後の3打目でも出せずに傾斜でまた戻ってきてしまい、2度目のアンプレヤブルを余儀なくされた。5打目でフェアウェイに出してものの、6オン2パットの『8』を叩いてしまう。4番もボギーにして、出だし4ホールで“+6”。「あれだけミスが立て続けに出てしまうと、取り戻すのはけっこう大変だった」。まさに万事休すだった。

「それ以降もバーディチャンスにはつけられていたと思うけれど、それを決め切ることができなかった」。その後は1つ戻すにとどまって「76」という結果に唇を噛む。「せめてイーブンに戻して終わりたかったけれど1打足りなくて残念」。トータル1オーバー・56位タイまで後退した。

16番では左奥のピンに対してしっかりと突っ込み、手前80センチにつけたが、カップ手前で左に切れた。「パッティングのスピードはよかったけれど、抜けてしまったり、ひっかけたりはあった。考えることが多くなってしまっている。打ち出しのスピードだけシンプルに考えて打てるようになればいい」。これはいま取り組む課題のひとつでもある。

首位と大きく離され、最終日は裏街道からのスタート。巻き返しての上位フィニッシュだけでなく、手応えもつかみたい。「(目標に)近いところには来ている。ショットもパットも良かったです、っていう日が最近はない。まとまったプレーができるように」。果敢に攻める姿勢を崩さず、ビッグスコアを求めていく。(文・笠井あかり)

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