これが今季日本ツアーで5勝を挙げている強さか。西郷真央はバックナインで苦しみながらも、土俵際で粘りを見せて1アンダー・39位タイと赤字で初日を終えた。
初日を終えた渋野日向子のインタビューが届きました【動画】
序盤は完ぺきに近いゴルフだった。4つのバーディを奪ってボギー1つ。3つ伸ばしてバックナインに入ると11番でもバーディ。「いいようにバーディを重ねていたし、内容的にも良かった」と納得のプレーを見せる。
だが、そこから「思うようなプレーができなかった」と12番、14番、16番と後半で3つのボギー。17番でもティショットを曲げてラフに入れて「すごく沈んでいた」と出すだけのかたちとなりピンチとなったが、カラーから4.5メートルをパターを沈めてパーをセーブ。「集中して打てた」と思うという一打で悪い流れを断ち切ると、最終18番でもしびれる距離のパーパットを沈めてイーブンに戻さず18ホールを終えた。
「きょうは暖かくになるにつれてアイアンの飛距離が出て感覚とずれているところあった」と修正点は明確。「あしたはそういうことがないように調整したい」。この日は午後組の最終組と時間は少ないが、うまく修正して2日目の猛チャージにつなげたい。
