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顔を出した“悪癖”でショットに乱れ 畑岡奈紗は最終日に意地「攻めないといけない」

顔を出した“悪癖”でショットに乱れ 畑岡奈紗は最終日に意地「攻めないといけない」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年6月26日 07時00分

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目◇25日◇コングレッショナルCC(米メリーランド州)◇6894ヤード・パー72>

2日目終了時、トップとの10打差を追い「ビッグスコアを出せるように」と意気込んでいた畑岡奈紗。しかし「ショットも荒れてしまい、スイングのテンポが特に後半狂った。なかなか思うようにいかなかった」と、唇をかみながらのホールアウトになってしまった。

畑岡奈紗のドライバースイングをコマ送りで見てみよう【連続写真】

1つ伸ばして迎えたその「後半」は、スコアカードを見るだけでもその苦しさが伝わってくる。11番で「あそこまで曲がるとは思っていない。想定外」とドライバーが乱れボギーを叩くと、歯車が狂う。13番パー3ではティショットをピンに絡めバーディを奪ったが、14番、15番で連続ボギー。さらに16番ではパー5でダブルボギーと、3ホールで4つスコアを落とすことになった。

スイング時のチェックポイントに挙げる悪癖が、この日も顔を出した。「体の後ろ側からクラブが下りてきて、フェースの向きがそのまま振ると完全に右を向いている。それを嫌がり手で返すと左側に引っかかるというのがいつものパターン。それを直せたらいいけど…」。これを何とか封じ込めにかかりたい。

パー3を除く14ホールでのフェアウェイキープは、3日間で最低となる6回。それに伴いパーオン数も8回に減少した。「やはりフェアウェイキープできないとチャンスにつかない。しっかりそれができるように」。ここを引き続き練習などで意識し修正を加えていく。

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