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安全策が裏目に? 渋野日向子が苦しんだ“ちょうどいい”塩梅

安全策が裏目に? 渋野日向子が苦しんだ“ちょうどいい”塩梅

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2022年6月3日 15時00分

全米女子オープン 初日◇2日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>

「まずはフェアウェイにしっかり置いて、グリーンの真ん中に乗せるという、安全なショットが打てたらいいかなとは思います」と開幕前に話していた渋野日向子。だが、フェアウェイキープ率こそ71.4%だったが、パーオン率は44.4%。一番重きを置いていたスタッツが半分にも満たない数字となった。

渋野日向子は何を語った? ホールアウト後インタビュー【動画】

スタートホールから連続ダブルボギーと“借金”を背負ってのラウンドに「イーブンに戻さないと」という気持ちも悪い方向に影響したのは否めない。だが、渋野がもう一つ要因として挙げたのは意外にも“安全策”だった。

「安全に行こうとすると、どうしてもギリギリのクラブを持つことが多くなる。その結果、乗せなきゃとリキんでしまっていました。逆に大きめのクラブで軽めに打つ時は、緩んでしまっていました」

ここ数年、スイング改造を経て振り切ることをテーマにやることが多かった渋野。メジャーという舞台の緊張感、オーバーパーから始まってしまったメンタル、なかなか上がらない調子…。そこにちょうどいい塩梅が見つけられなかったことで終盤もボギーが続く展開となってしまった。

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